保守の遺言:JAP.COM衰滅の状況 (平凡社新書)

著者 :
  • 平凡社
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582858723

感想・レビュー・書評

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  • 2018年1月21日に多摩川で入水自殺した西部邁の遺言です。あとがきに2018年1月15日とあるので、自殺の6日前に完成したことになります。本書では、我々がおかれている状況、現代社会、そこに生きる人々、日本の核武装論、憲法改正など、ありのままの言葉で論じられています。目新しいさではなく、過去の発言を、死に際してまとめた感じになっています。個々の内容については、今までの著作に詳しく論じたから、そちらをきちんと読めということでしょう。本書にあっては、あとがきが一番伝えたかったことなのかもしれません。

  • 18/03/02。

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著者プロフィール

西部邁(にしべ・すすむ)
評論家。横浜国立大学助教授、東京大学教授、放送大学客員教授、鈴鹿国際大学客員教授、秀明大学学頭を歴任。雑誌「表現者」顧問。1983年『経済倫理学序説』で吉野作造賞、84年『気まぐれな戯れ』でサントリー学芸賞、92年評論活動により正論大賞、2010年『サンチョ・キホーテの旅』で芸術選奨文部科学大臣賞を受賞。『ソシオ・エコノミクス』『大衆への反逆』『知性の構造』『友情』『ケインズ』など著書多数。

「2012年 『西部邁の経済思想入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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