世界食味紀行: 美味、珍味から民族料理まで (1018;1018) (平凡社新書 1018)

著者 :
  • 平凡社
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本棚登録 : 84
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784582860184

作品紹介・あらすじ

世界には、まだまだ知られていない珍料理がある。王道と思われる料理にも、隠れた歴史がある。世界の都市から辺境に至るまで、食を通してその土地に根差した文化や歴史を紹介する。

感想・レビュー・書評

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  • 世界70ヵ国以上を旅した紀行作家による、世界の食のエッセイ。
    第1章 ヨーロッパ、ロシア  第2章 アメリカ、オセアニア
    第3章 中国、アジア     第4章 中東、アフリカ

    世界70ヵ国以上を旅して味わった料理から見える、
    文化や歴史を紹介する、食のエッセイ。
    旅の描写や地域性、歴史の話、エピソードは紀行文として秀逸。
    だが、食味紀行と謳う割には、食以外の記述が多い感じで、
    アラスカのストリップ劇場の話なぞよりも、他の食の話を
    して欲しいぞと、心の中でツッコミを入れてしまう。
    また、世界といってもインドには行っていないし
    東南アジアや中南米が無いのも寂しい。
    食の話は、著者が興味惹かれたものが多い印象。
    そのためか、やたら長い記述と短い記述があり、
    日本のジンギスカンについてはこんなに書く?だし、
    ハギスのことはこれで終わり?
    ダニーデン・ハギス・セレモニー、知らなかったのかな?
    そして、食の姿と味が分かり難いこと。
    写真は各章の扉にモノクロが3枚ずつの12枚だけなのです。
    食味というのに期待したのが、空回ってしまいました。

  • 色々な食事が紹介されているがすごく食べたいって思わないのは何でだろう。
    食べ物以外の話が多いから?

  • 383.8/ア 

  • <目次>
    第1章  ヨーロッパ、ロシア
    第2章  アメリカ、オセアニア
    第3章  中国、アジア
    第4章  中東、アフリカ

    <内容>
    世界を旅して、世界のグルメを紹介した本。なかなか美味そうなものが並ぶ。その地域に行った時の指標にもなるだろう(今もその店があるのか不明だが…)。ただ、インドがない(本人がインドに行ったことがないと明記)のは残念。著者は「天夢人」の創業者。

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著者プロフィール

1946年生まれ。ノンフィクションライター、紀行作家。北海道大学文学部卒業。1972年鉄道ジャーナル社入社。「旅と鉄道」誌創刊期デスク。2007年、出版社「天夢人Temjin」設立。代表取締役社長等を経て2019年退職。日本文藝家協会、日本ペンクラブ、日本旅行作家協会会員。著書に『被災鉄道――復興への道』(講談社、第40回交通図書賞受賞)、『へるん先生の汽車旅行』(集英社、第10回開高健ノンフィクション賞最終候補作品)、『60歳からの青春18きっぷ』(新潮新書)、『鉄道エッセイコレクション(編)』(ちくま文庫)、『新にっぽん奥地紀行――イザベラ・バードを鉄道でゆく』(天夢人)、『ラストカムイ――砂澤ビッキの木彫』(白水社)ほか多数。

「2022年 『北海道廃線紀行 草原の記憶をたどって』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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