思考停止という病理: もはや「お任せ」の姿勢は通用しない (1028;1028) (平凡社新書 1028)
- 平凡社 (2023年5月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582860283
作品紹介・あらすじ
教育の現場から政治・社会問題、歴史に至るまで、いかに日本の社会が思考停止に陥っているか。実例を交えながら検証し、思考停止に陥らないためにはどうすればいいかを考える。
感想・レビュー・書評
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新型コロナ関係で、毎日の感染者数報告やマスクのゴタゴタなどで、世の中の思考停止具合にあきれることが多かった。なぜそんなことになっているのか考えるために読みたい
#思考停止という病理
#榎本博明
23/5/17出版
#読書好きな人と繋がりたい
#読書
#本好き
#読みたい本
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考える、それでも人は考える、でもそれが深い思考にならなくなっているのかな〜
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自分で物事を考えないと、いいようにカモにされるのは事実なんだろうが、考えることも負担であったりストレスだったりもするので、本人がそれでも構わないと思うなら他人がどうこう言う話でもないような気はする。内容的にはそんなに目新しいものはなく、半分ぐらいは老人のボヤキという印象。
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疑問を持たず、素直に従い、何でも「お任せ」にする。そんな日本人の思考停止に心理学者が警鐘を鳴らす。
第1章 考えることを忘れた社会
第2章 思考停止に陥りやすい日本人の心理
第3章 その根底に流れる教育のあり方
第4章 権力者による愚民政策の一環か
第5章 考える力を奪う教育からの脱却を -
老人のボヤキを聞かされているような気分になるが、共感できる部分もいくつかあった。
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な
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疑問を持たず、素直に従い、人を信じて疑わず、何でも「お任せ」にする習慣を私たちは身につけてきた。だが、グローバル化で人を疑うことを基本とする価値観が流入し、これまでのモラルを裏切るような犯罪も多発している。自らものごとを考え、判断し、行動しなければ、知らぬ間に都合よく利用される恐れもある⁉️教育から政治・社会問題に至るまで考察を深め、思考停止に陥る日本人に警鐘を鳴らす。《目次》はじめに
第1章 考えることを忘れた社会
第2章 思考停止に陥りやすい日本人の心理
第3章 その根底に流れる教育のあり方
第4章 権力者による愚民政策の一環か
第5章 考える力を奪う教育からの脱却を あとがき
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タイトルですべてを語っている本。そしてデータというよりは、著者の主張がひたすら続くんだけど、まあそうだよね〜と共感する点は多かった。日本は性善説、海外は性悪説っていうので、どなたかが調べた小学校の国語の教科書のお話のテーマの話はほんとかいな、と思いつつ気にはなるエピソード。
思考停止はマズいけど、かといって陰謀論もヤバいしなあ。まあ陰謀論もある種の思考停止なわけだが。