- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784582921892
感想・レビュー・書評
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いつか手にした、「昭和」と言う写真集で、
「良いな」と思う写真が、
この方と言うのが多かったので、
今回図書館で借りてみました。
写真は詳しく無いし、
語ることもおこがましい気がするが、
私が好きなのは、衝撃的とか、前衛的とか
そう言うのではなく、
この方やドアノーさんの様に
「物語」が感じられるものが好きだ。
銀座の工事現場の写真、
休憩している現場の皆さんが
「頼れる日本の男」と言う感じですてきだ。
那覇の娘さんの黒髪、美しい。
佃島で、飴細工売りをじっと見ている少年、
東日暮里にて、おもちゃ屋台に近づいていく少年が可愛い。
こんな風に「あれはなんだ?面白そうだ」と言うことが
町中に減りましたねえ。
月島の夕涼みの写真を見ても、
こんな風な長閑な夕暮れの時間と言うのは
とうの昔に失われたと思う。
携帯やら何やらあまりにも色々なものが発達しすぎて
「暇を暇なまま楽しむ」と言う事をしなくなったね。
おまけとして、写真嫌いだったという、
私の大好きな泉鏡花先生の写真があって
嬉しかった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ダンディ、スマート。
そして、それを裏打ちするような努力と情熱。
作品をさらに深く見られるような
人となりと、言葉に心惹かれた。 -
請求記号:740.28/Ki 図書ID:10052783
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木村伊兵衛の全貌を把握できる写真集。やっぱり、大判で見るのが一番ですね。
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彼がシャッターを切った時、その風景はきっとありふれた風景だった。
しかし今、その風景は失われてしまった「昭和の風景」となっている。
木村伊兵衛が生きていたら、「平成の風景」として何を撮るのだろうか。 -
人間の活力
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浅草の仲見世通りを歩く、鳶の頭の粋なこと。
一瞬の景色を切り取る、スナップショットの見事さ。
作り込んだものじゃなく、とても自然な写真の数々。
銀座や下町の風景や人が、とても好き。
さすが居合抜きの名人! -
【新刊情報】木村伊兵衛 740.2/タ http://bit.ly/uNJPJx 日常のリアリズムを生涯撮り続け、時代を記録した報道写真の巨匠・木村伊兵衛の生誕110年記念出版。厳選された200点以上の写真をジャンル別に構成。評伝と初公開のヴィンテージ・プリントを収録