天草男児マルカーノ: 巨人軍通訳のルーツ (スポーツ・ノンフィクション・シリーズ 3)
- ベースボール・マガジン社 (1986年8月1日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (308ページ)
- / ISBN・EAN: 9784583025902
作品紹介・あらすじ
ペナント奪回を狙う読売巨人軍の救世主となったストッパーのサンチェの専属通訳をつとめるロベルト・マルカーノは、かつて阪急ブレーブス、ヤクルト・スワローズで活躍した名選手だったが、ヴェネズエラ出身の彼には、何と明治の日本人の血が流れていた。日本人の曽祖父をもつという彼の言葉に、そのルーツ探しに出た筆者は、九州・天草で有力な事実をつかみ、ついにはヴェネズエラに飛び、彼の家族、そして現地の日本人会の人々と会い、多くの確証を得る。遠く、明治の日本に遡り、マルカーノのルーツばかりでなく、南米大陸に埋没していった日本人の、血の流れの歴史を追うノンフィクション巨編。
感想・レビュー・書評
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オリックスを応援し始め、前身の阪急黄金時代の外国人が気になった。そんな中で見つけた彼のプロフィールには「日本人の血が入っていた。」という記事があったので、この本を図書館で探して、その日の内に読んだ。明治時代の日本人にとって、外国なんてものはどのように感じ、どのように映っていたのだろうか?俺もFacebookで自分と同じ苗字の日系人とコンタクトをとっている。彼らの祖先も明治の時代に南米に渡ったのだろうか?知りたくなった。
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