ジャイロボール

著者 :
  • ベースボール・マガジン社
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (174ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784583100357

作品紹介・あらすじ

なぜ、その回転に?何が起きる?発見者が語る魔球ミステリーの真相。

感想・レビュー・書評

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  • 少し前に野球の投球技術について知りたいことがあり、手に取りました。スポーツノンフィクションというより、やさしめに書かれた技術書です。シンプルすぎる装丁は潔くて好きです。

    一般的にいって、野球のピッチャーの投球では、銃弾や矢を発射したときのようなきりもみ状の回転を与えないというのには驚きました(スライダーは別)。そっちでフツーと思ってましたから。もちろん、この本の技術論はきりもみ状の回転を保ってキャッチャーのミットに収まる「ジャイロボール」中心。ジャイロボールを投げるために必要な腕の振りかた、全身の使いかたが解説されています。他の球種との比較も軽いボリュームですがなされています。

    ジャイロの理想的な投手として現ボストン・レッドソックスの松坂投手が登場しますが、私は残念ながら彼に興味がなくて(笑)。技術書としてはスタンダードかなぁと思いますのでこの☆の数です。

  • 新しい魔球ジャイロ。松坂が一流のジャイロ使いであるという言及がストンと落ちなかった。ダルビッシュの方が向いているのでは。具体的にどんな球であるか、なぜその球が打ちにくいのかということがもう少しよくわかると良かった。

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著者プロフィール

てづか かずし
1963年徳島県生まれ。パーフォーマンスコーディネーター。
徳島県立池田高校卒業後、大阪体育大学、筑波大学大学院、
東京大学大学院でスポーツ科学を専攻。1987年より、日本ハ
ム、ダイエー、オリックスなどプロ野球球団でコンディショ
ニング・コーチを歴任。「ジャイロボール」をはじめ、「シン
クロの法則」「うねり打法」「クオ・メソッド」といった数々の
スポーツ技能熟練法を発見・開発・提唱してきた。会員1万
人を有するスポーツ上達工房「上達屋」を主宰。

「2018年 『MAG MOOK 筋トレではカラダの9割は使えてません。骨盤力で疲れないカラダになる!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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