モーツァルトは子守唄を歌わない (ワニの本 1021 森雅裕幻コレクション 1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584010211

感想・レビュー・書評

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  • モーツァルトの作品として出版された曲が
    実は親友の作品だった。

    モーツァルトは本当にサリエリに毒殺されたのか?
    「魔笛」に隠された謎とは?
    ベートーヴェンと弟子のチェルニーが謎に挑む

    続編から先に読んじゃったので、こちらも(笑)
    こっちのほうが断然面白い!
    ベートーヴェンの圧倒的な存在感と性格の悪さ(爆
    チェルニーとの丁々発止のやりとりが最高です。
    おどおどのシューベルトも可愛い

    肖像画と、音楽でしか知らない彼らが生き生きと動いて
    個人的には大好きです

  • モーツァルトの子守唄として出版された楽譜が、実は別の人物によって作曲されたものであった。
    このことから、モーツァルトの死因に疑問を持ったベートーベンが探偵役として、謎を解いていく話。
    ところどころ暗号や楽譜が出てきて面白かったけど、音楽に興味がないとつまらないかもしれない。
    この本は新書サイズで、1ページに上下に分けて文章が書かれているので、読みにくいかもしれない。

  • 乱歩賞第31回。すごく面白かった('◇')ゞ
    チェルニーいーねチェルニー☆
    誰もが知っている音楽家が出てるから読みやすいと思う。
    ベートーヴェンとチェルニーの漫才が笑えた。
    もっと読みたかった。重く書かれてないのが良かったな。

  • イメージ参照(http://blogs.dion.ne.jp/kentuku902/archives/2478472.html)
    江戸川乱歩賞(1985/31回)・改訂版

  • 「おおお!」という衝撃やアハ体験はなかったのですが、全体的にテンポ良く、楽しく読むことが出来ました。順を追って謎が解けていくのはスッキリしたなー。あと、キャラクターが魅力的なのも大きい。ベートーヴェン先生好きだ……
    これ、コミカライズもされているのですね。何か納得。機会があれば読んでみたいです。

  • チェルニーが良い、と。それに尽きます。こういった「歴史のif」は、その作者の空想力が問われますが、あまり事実とかけ離れてしまうとトンデモ本になる可能性があるのに、この本は上手に物語として成立しているのが良い、と。こういった本は好感が持てます。

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