- Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784584122990
感想・レビュー・書評
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2021年現在読んでみると、あの時はこうだったのかと振り返ることが出来た。
ウェブで儲けるには、ウェブのやり方があることがわかった詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
いつものネット現実論に今回は活用論を追加。題するなら、今すぐPVを10倍にするたったひとつの方法(企業向け)。ネット系の本だとすぐに「マスは死んだ」と断じたがるが、マスはまだまだ強いし死にはしない。なら今マスを利用して出来ることをしよう、というネットの足元のお話。「キュレーションの時代」と合わせて読みたい。
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レビューではないが、本書の帯裏より。
『下世話なバナーを貼れば稼げるとカン違いする一般人、PRといえばツイッターを始め、きれいごとだらけの企業理念や商品イメージをせっせと垂れ流す企業のバカ広報・・・。ご苦労なことだが、そんなものが読まれるとでも思っているのだろうか。
ネットで大事なのは、クリックされる「ネタ」なのだ。クリックされない情報に価値はない。だがネットは、ウケるコツさえつかめれば、実はうまく儲けることができるツールである。
本書では、ニュースサイト編集者である私が「そんなことを知らないなんてもったいない!」と常々思っていた「ネットで儲ける法則」を提言していく。』
らしい。
ネットで儲けたいという一般人や、商品PRをしたい企業広報担当者は読みたいと思える内容で、まずはクリックさせることには成功するだろう。
(読了後追記)
著者はネット黎明期から出版業界で生きて来たため、ネットの随分暗い部分(匿名故の誹謗中傷、罵詈雑言)などを多く見てきたのだろう。その上で、公正なネットユーザーの分布図というものをイメージしている。
ツイッターアカウントを三つ作り、①本アカ、②異業種交流、異世代交流、地域別交流、③下流社会、のような感じで分けて、それぞれのレイヤーで情報収集や実際に培った経験則を述べている。
その上で、2010年当時の意見としても、多少偏った印象は受けるが、まあ、そこはそんなに重要ではない。著者はそう思ったくらいでいいだろう。
ITにも疎く、理系でもなく、一般教養にも疎い人は、一冊丸々読む価値があるだろう。そうでない場合は目次を読んで興味のある部分だけ拾い読みでいい。
私が面白いと感じたのは、以下の章だ。
第3章 ネットニュースはこう作られる 全部
第4章 間違いだらけの企業の情報発信 全部
第5章 『死ねばいいのに』は結局どれだけの人に読まれたか
第6章 きれいごとだらけのツイッター
津田大介のツイッター術
ゆるい承認関係が一番の醍醐味
全体的には既に8年前の内容なので、もう古くなってしまっている部分もあるが、第6章に関しては、未だに通用する内容だと感じた。 -
7年前の本。
ものすごく寒く感じる。と同時にネットの移り変わりの速さを感じる。 -
確かに、ネット上で稼げる人もいれば、その反対も然り。それは、一般人も企業も同じ訳で、ではどのようなパターンが良いのか?そんな分析を交えつつ、昨今のインターネット動向が垣間見れる内容。
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ウェブで儲けるには?
→ソーシャルメディアを使いこなすには、ネット文脈の理解とPR活動のセンスが必要
ユーザーにとって役に立つ、トクをする、楽しめる情報を提供する -
インターネットに依存している人に読んでほしい本です。
ウェブの世界で踊らされないため、ウェブの世界で踊らすための考え方が記されています。
【担当】S.H.
【所在】展示架 007.3||N32
【資料ID】11301909 -
わかってるようでわかっていない「ニュースサイト=マス」がわかっただけで儲けもん。
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ネットの本来の姿と現状が鋭く書かれています.
企業のサイトで収益をあげようとする人はもちろん,個人サイト・ブログをやっている人でPVを稼ぐことに興味がある人は一読の価値ありだと思います.
ブログで長々と書いてます.
へむちの脳内本棚
http://hemtsbookshelf.blogspot.jp/2012/08/blog-post.html -
大衆のネット上のアクセス、クリック、PVの流れがとてもわかりやすく書かれていて、とても有益な内容。
文脈もライトで親しみやすく、読みやすい。時期を置いてまた読み直したい。
2012.6.18〜6.28
図書館