すべての男は消耗品である。 Vol.10 大不況とパンデミック

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784584131657

感想・レビュー・書評

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  • 村上龍のエッセイ。テレ東のカンブリア宮殿ででていて、どんな本書いているのかということで
    ちょうど、Cafeに本があったので読んでみた。
    1箇所だけ
    「どうして貧困はいけないのだろう」
    この問いかけだけ頭にのこった。彼の結論はひらたくいうと
    「歴史的にみると、ひどくなると暴動がおこってしまい、事前に救済するよりコストが高くつく」
    ということらしい。そういう視点もあるなといった感じ。

  • 社会福祉学では貧困は、あってはならないことであるという意味が含まれているらしい。

    パキスタンのムシャラフ大統領は911後、怒り狂ったアメリカに対して中世を誓うことで、パキスタンを破壊から守ろうとした。そのため、国内のムスリム原理主義者からはアメリカの犬とののしられて、人気の低下はしたが、アメリカとの良好な関係を構築してきた。抗争が絶えない隣国インドとの核武装に対抗してパキスタンも核武装した。アメリカも中国へのけん制があって、インド、パキスタンの核武装を容認した。

  • 失恋して落ち込んだ時に読むと元気がでる

  • 湖浜:返却(2012.6.5)
    本棚でたまたま見かけたので。 村上龍作品は実はまだ読んだ事がなかったのにエッセイからはいってしまいました。 内容は’07~’09の時事内容に対してのコラムなので、今見ると懐かしい事ばかりでした。 特に各メディアに対するリベラルな意見は清々しいものがあります。 今度は小説も読んでみます。

    【2012・12.28】 渕口
    人によって様々な環境があり、立場があり、考え方があるんだと再認識しました。

  • 2011.7.1 タイトルの説明の章があって、タイトルの意味が分からなかったのでよかった。北朝鮮の飛行物体だったり、朝青龍だったり忘れていた。日本は悪くなってる一方だ 

  • 言いたい放題。

  • まず面白かった。
    この人の本はかなり読んでるけど、すごい組み立て方と例え方が現実や事実に即していて、主観と客観のバランスが自分にはぴったり。
    読んでていて止まる事無くすっと読み続けられる。

    世の中の流行や時代の流れについて書いてあるので、過去のシリーズをその頃自分が何をしていたか?と考えながら読む事で、昔の自分の思考の浅さを思い知る事が出来るのもいい。

    出来る限りリアルタイムで見たい本。
    今はMen'sJokerに連載中。

    渋谷のブックオフで900円でした。

  • 村上龍のエッセイはいつもシンプルで良い。断言するって言うのは勇気がいることだ。

  • 四半世紀書き続けているエッセイ。政治、経済、メディアの姿勢など「今」を斬っている。村上龍は的確な言葉で表現に共感。

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著者プロフィール

一九五二年、長崎県佐世保市生まれ。 武蔵野美術大学中退。大学在学中の七六年に「限りなく透明に近いブルー」で群像新人文学賞、芥川賞を受賞。八一年に『コインロッカー・ベイビーズ』で野間文芸新人賞、九八年に『イン ザ・ミソスープ』で読売文学賞、二〇〇〇年に『共生虫』で谷崎潤一郎賞、〇五年に『半島を出よ』で野間文芸賞、毎日出版文化賞を受賞。経済トーク番組「カンブリア宮殿」(テレビ東京)のインタビュアーもつとめる。

「2020年 『すべての男は消耗品である。 最終巻』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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