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- Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
- / ISBN・EAN: 9784585220985
作品紹介・あらすじ
誰が海賊だったのか?海賊の多様性を歴史から読み解く。17世紀初頭にヨーロッパで誕生した東インド会社とその海上覇権の確立にあたって大きな障壁となった現地の海賊たち。両者は善と悪という単純な図式では表せない関係にあった。東インド会社もまた海賊であった-。東インド会社と海賊の攻防と、活動の実態を明らかにする。
感想・レビュー・書評
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西洋人が海賊のように、遠く東南アジアに進出し、武力をかさに貿易を支配した時代、支配に抵抗する地元民を海賊と呼び、殺戮や掠奪に明け暮れた。日本は、賢明にもそんな物騒な連中との関わりを避け、貿易はオランダ人と華僑に任せ、平和に暮らした。
そのため、私たちは、この時代の東南アジアの状況をあまり知らない。この本は、西洋人が残した克明な記録から書かれていて面白い。
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