認識の分析 新装版 (叢書・ウニベルシタス 740)

  • 法政大学出版局
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  • Amazon.co.jp ・本 (173ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588099137

作品紹介・あらすじ

要素一元論,思惟経済説,思考実験等,マッハ哲学の代表的諸説を集成。マルクス主義ないし現代自然科学の創造的展開のために必須の課題であるマッハ再検討に資す。

感想・レビュー・書評

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  • 哲学者が飜訳する物理学者の認識論なのか、用語がやや難しい。
    翻訳者の廣松渉は難しい漢字の用語が好きなのか、敷居が高い。

    物理学者が実験、測定する際に、客観性をどのように考えるかの枠組みを持っている。自己の認識について、物理的な実験、測定としてどういう枠組みで考えるかにより、測定結果の分析で袋小路にはまるかもしれないことを示唆している。

    測定者が系の内部に存在している場合に、本書を読むことをお薦めしたい。

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