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- Amazon.co.jp ・本 (146ページ)
- / ISBN・EAN: 9784588130342
作品紹介・あらすじ
2019年11月パリ、〈フロイトの大義〉学派の国際会議日に、3500人の精神分析家らの前で行われ、聴衆に激震をもたらした講演の全文。精神分析や医学的な知は、性的マイノリティを病者・異常者扱いしてきた旧来の異性愛中心的規範や、家父長制・植民地主義にもとづく性の科学を自己批判し、多様性に開かれた未来へと生まれ変わることができるのか? 学問とジェンダーをめぐるラディカルな問題提起!
感想・レビュー・書評
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相変わらずプレシアドの強靭な精神力と度胸に度肝を抜かれ、しみじみと魅了される。
フロイト学を信奉する集団の前に一人立ち、本著に記載されているような精神分析学の根本に埋め込まれたバイナリー構造、白人優位主義的な古く寂れた認識論を新時代のために変革させようと熱烈で正直な批判をおこなうプレシアドの表現者、活動家としての無尽蔵なエネルギーに心の底から敬愛の想いを抱きます。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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