始まりの現象 〈新装版〉: 意図と方法 (叢書・ウニベルシタス 358)

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  • Amazon.co.jp ・本 (684ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784588140280

作品紹介・あらすじ

聖的・神話的・特権的な〈始源〉に対立する俗的・意図的・生産的活動としての〈始まり〉の発想を批評・方法論・歴史的分野に適用させ、ヴィーコとフーコーを結ぶ脱中心化の思考に依拠しつつ、18世紀以降の思想と文学を読解した画期的批評理論。

著者プロフィール

エドワード・ワディ・サイード
(إدوارد سعيد, Edward Wadie Said)
1935年11月1日 - 2003年9月25日
エルサレム生まれのパレスティナ人で、アメリカの文芸批評家。エルサレム、カイロで幼少時を過ごし、15歳の時にアメリカに渡る。プリンストン大学を卒業後ハーバード大学に学び、コロンビア大学の英文学・比較文学教授を務めた。サイードはまた、パレスティナ民族会議のメンバーとしてアメリカにおけるスポークスマンを務め、パレスティナやイスラム問題についての提言や著作活動など重要な役割を担った。『オリエンタリズム』(平凡社)、『知識人とは何か』(平凡社)、『世界・テキスト・批評家』(法政大学出版局)、『文化と帝国主義』(全2巻、みすず書房)などの主著が邦訳されている。

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