- Amazon.co.jp ・本 (36ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591016695
感想・レビュー・書評
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山形県最上地方で語り継がれてきた民話を再話した絵本だそう。
大晦日の夜、貧乏でもせっせと働く若い夫婦の家の屋根裏から貧乏神が降りてきます。
100年前から住みついていたけれど、二人があまりよく働くものだから、もうこの家にはいられなくなったと言うのです。
そこへ、福の神がやって来るのですが・・・
貧乏神がかわいそうになった夫婦がご馳走してやったり、貧乏神と福の神の戦いで貧乏神を応援したりするのがなんとも面白い。
結局、福の神を追い出すことになってしまい貧乏になるのかと思いきや、貧乏神が福の神になるのもいい。
弱いものが勝つということで、ちょっと「ねずみのすもう」を連想しました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読んでいても楽しい絵本。
貧乏を貧乏神のせいにしない夫婦はステキですね。
孫たちだけでなく、職場の介護施設でも読み聞かせしたら楽しいかも。 -
この本の貧乏神は、弱々しくて哀愁があります。
貧乏神にがんばれーと応援できます。
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貧乏とか福とかはこの夫婦には関係なかった。肩書きや上辺で人を見ない。おもしろい展開。
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1年生
2年生
4年生 -
大川 悦生 (著), 長谷川 知子 (イラスト)
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語るにはいまいち。
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ずっと貧乏だった夫婦が、昔からその家に居たという貧乏神と仲良しになってしまったところに福の神様がやって来て、神様どうしの大げんかになったものだから、思わず貧乏神を応援してしまって…
なんぢゃ、こりゃ〜?
不思議なはなし。 -
びんぼうがみに肩入れする夫婦
すごいなぁ
それでめでたしなんだけど。
その後福の神はどうなったんだろう? -
現状を受けとめた先に幸せが
災い転じて福となす