らじヲさんの感想
2016年12月9日
ルブランさんの原作を南洋一郎さんが少年少女向けに翻訳・リライトしたルパン・シリーズの第17弾。 今回は同じ形のお屋敷がパリ市内に2つあるってトリックがメインらしくて、案の定どうしてルパンがそれに気がついたのかは「調べたから」の一言で終わっていました。 こっちが先とは言え、日本でも『ケイゾク』の映画版は同じネタだったし、新鮮味がなかったです。 パリ市内の近い場所に貴族が作った豪華な歴史のある邸宅が2つもあって誰にも気づかれないわけもないし…。 ルパンが「美少女なら善良!」ってすぐに決めつけるのも相変わらずだし、そもそも復讐をしていた家族だって貴族の先祖にヒドイもてあそばれ方をされたのかもしれないのに…。 すごく一方的なお話でした。 残念。
littlesuzyさんの感想
2012年3月30日
2012/3
本名モーリス・マリー・エミール・ルブラン。1864年、フランス、ノルマンディー地方ルーアン生まれ。 1890年頃から小説を発表していたが、1905年に編集者からの 依頼で書いた「アルセーヌ・ルパンの逮捕」が好評を博し、 強盗紳士アルセーヌ・ルパン冒険譚の作者として有名になる。 41年死去。 「2018年 『名探偵ルパン』 で使われていた紹介文から引用しています。」