シャバヌハベリの窓辺にて (ポプラ・ウイング・ブックス 27)

  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591085905

作品紹介・あらすじ

オマールのことなんて、もう考えちゃいけない。オマールは夫ラヒームの長女アミーナと結婚する人なんだから。わたしの敵になる人なんだから。かわいい娘ムムタズを守るためにも、こんな想い捨ててしまうのよ-!十二歳でラヒームの第四夫人となって六年。ほかの妻たちの嫉妬にさらされながらも毅然と生きるシャバヌは、親友の結婚話をきっかけにまた運命に翻弄されることになる。パキスタンを舞台に、因習におしつぶされず力強く生きる少女を描く、『シャバヌ-砂漠の風の娘』続編。

感想・レビュー・書評

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  • 『シャバヌ』から6年後、砂漠の少女は、地主のもっとも若い妻であり、5歳の娘の母として気丈に生きている…
    前作に劣らず、息をもつかせぬ展開が広まる。
    今度は砂漠ではなく、パキスタンの首都ラホールも舞台である。
    シャバヌが自身も読み書きを学び、娘にも手に職をと願うところ、
    そこがこの物語の核だろう。
    この本が書かれたのは1993年、世界は大きく変わったけれど、
    パキスタンはどうなっているのだろう?
    シャバヌの娘ムムダスも妙齢の女性になっているはず。
    私はあまりにも知らな過ぎる……

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