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- Amazon.co.jp ・本 (418ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591085905
作品紹介・あらすじ
オマールのことなんて、もう考えちゃいけない。オマールは夫ラヒームの長女アミーナと結婚する人なんだから。わたしの敵になる人なんだから。かわいい娘ムムタズを守るためにも、こんな想い捨ててしまうのよ-!十二歳でラヒームの第四夫人となって六年。ほかの妻たちの嫉妬にさらされながらも毅然と生きるシャバヌは、親友の結婚話をきっかけにまた運命に翻弄されることになる。パキスタンを舞台に、因習におしつぶされず力強く生きる少女を描く、『シャバヌ-砂漠の風の娘』続編。
感想・レビュー・書評
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『シャバヌ』から6年後、砂漠の少女は、地主のもっとも若い妻であり、5歳の娘の母として気丈に生きている…
前作に劣らず、息をもつかせぬ展開が広まる。
今度は砂漠ではなく、パキスタンの首都ラホールも舞台である。
シャバヌが自身も読み書きを学び、娘にも手に職をと願うところ、
そこがこの物語の核だろう。
この本が書かれたのは1993年、世界は大きく変わったけれど、
パキスタンはどうなっているのだろう?
シャバヌの娘ムムダスも妙齢の女性になっているはず。
私はあまりにも知らな過ぎる……詳細をみるコメント0件をすべて表示
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