天才探偵Sen 公園七不思議 (ポプラポケット文庫 63-1)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 109
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591099902

感想・レビュー・書評

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  • 他の本から興味がでて読んでみました。謎が謎を呼ぶ話で、少し子供向けになってるところなどありましたが面白く、この人の作品をもっと読みたいと思いました。

  • 配達あかずきんを友人の紹介で読んで好きになった作家さんの本。

    子ども向けの本だったけど、かなり推理は高度?

  • 成風堂書店事件メモシリーズの大崎梢による児童書ミステリです。町内の七つの公園にある七不思議を調べていくうちに、5年前に起こった怪事件に辿り着くのだった。
    探偵役視点の一人称ミステリというのが、まず面白いと思いました。これは推理の道筋を判り易く示すためにそうしたのでしょう。ただそうすると突飛な推理展開が難しい部分もあり、主人公の天才性が示しきれなかった感もあります。でもお約束通り真相が解明するまでナイショにする部分もあり、それがラストで驚きに変わるのはさすがですね。
    謎が謎を呼ぶ展開、思わぬ人物の思わぬ正体などなど、ミステリの面白さが詰め込まれてミステリの入口として素敵な物語です。

  • 面白かったです。

  • 小学生で天才探偵の千君が活躍する推理小説。
    メインは小学生だけどキャラクターが立っていてよかった。
    大崎さんは人が好きなんだろうなと思わせる作品。

  • テストはいつも満点、診断テストもいつもトップ、学校一の天才児、渋川千。おさななじみの香奈と信太郎とともに、学校新聞の題材に公園の7不思議を追う。調べてみると、この7不思議、最近の噂らしい。そしてそれは5年前の事件へとつながっていたのだ。
    千は謎を解けるのか。

  • 小学6年生の天才探偵 渋井千 が難事件を解決する。
    おとなも楽しめる子どもの“本格ミステリ”。

    さつき小学校の学区内にある7つの公園にまつわる七不思議を、千、幼なじみの香奈、信太郎がたどっていくうちに5年前の事件にゆきあたる。
    3人は行動力を発揮、機転を利かせてもつれた謎を解きほぐしていく。

    犯人をつきとめた千が名推理を披露し、とどめのひとこと。

    「『蒼穹の涙』のありかなら、さいしょからわかっていることだよ。一番さいしょから」p.208

    『配達あかずきん』『片耳うさぎ』の著者初の児童書作品、シリーズ既刊4冊の第1巻。
    “ひげうさぎ文庫”に並べたら、うちの学校の子どもたち、どんな反応を示すだろう。

  •  子供向けの少年探偵もの。
     わかりやすく読みやすいので面白い。

     やや難点をいうならば「こんなときは○○になると思わなかった」的な文章が多いこと。子供向けだからなのかなぁ。

  • 2009/10/04

  • 「ジュブナイル大崎さんのお楽しみ盗まれた宝石を捜して」

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著者プロフィール

大崎梢
東京都生まれ。書店勤務を経て、二〇〇六年『配達あかずきん』でデビュー。主な著書に『片耳うさぎ』『夏のくじら』『スノーフレーク』『プリティが多すぎる』『クローバー・レイン』『めぐりんと私。』『バスクル新宿』など。また編著書に『大崎梢リクエスト! 本屋さんのアンソロジー』がある。

「2022年 『ここだけのお金の使いかた』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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