いのちのカプセル まゆ (ふしぎいっぱい写真絵本 12)

著者 :
  • ポプラ社
3.44
  • (4)
  • (11)
  • (16)
  • (2)
  • (1)
本棚登録 : 146
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (35ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591103654

作品紹介・あらすじ

ようちゅうはあたまをせわしなくふり、いとをつぎつぎとはいていく。そして、できあがったまゆのなかでへんしんする。つぼのようなまゆ、たまごのようなまゆ。いろいろなかたちがあるけれど、まゆは、さなぎをやさしくつつんでまもってくれるいのちのカプセルだ。さなぎは、まゆのなかでせいちゅうになるひをまっている。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • まゆについて美しい写真で学べる。まゆの存在は知っていても、まゆからの出方や様々な種類については詳しく知らない子どもも多いと思う。シリーズタイトルの通り、「ふしぎいっぱい」な世界を楽しめる。
    子どもは楽しめると思うので、大人が忌避感を示して子どもの好奇心に水を差さないように注意。

  • 面白かったです!

    私は、自然のことをしりたくてこの本をよむことにしました。あんま面白くないと思っていましたが、すごい面白かったです!
    本物の写真ものっていて、すごいわかりやすい本でした。

    昆虫ずきや、自然ずきの人にオススメです。

  • 手に取る機会があってよんだ。

    ようちゅうが いとを はき、まゆを つくる。
    まゆで からだを おおって、さなぎになる。
    さなぎは、まゆの なかで せいちゅうに なる ひを まっているんだ。

    まゆとたまごの違いを、初めて意識しました。
    ポケモンでコクーンがさなぎだと知って、かたいから何をしても無理、というイメージだった。
    さなぎは、カブトムシが土の中でふしぎな色と形になるんだなぁ、というイメージ。
    どちらも大人になるために必要なこと。
    人間の思春期もまゆとさなぎの期間なのかもなぁとぼんやり。
    この写真絵本では、いろいろなまゆが登場します。
    ラグビーボールのような形、釣り鐘のような形、振り子のような形。
    私は蛾が大嫌いなので気持ちわるかったけれど、「うつくしい メスの ヤママユガが あらわれた!」のところで、美しいという見方もできるのか、と妙に感心してしまった。
    そんな感覚に漂いながらウスタビガがまゆから出てくるところをみると、ゴージャスに見える。
    まゆが乗っ取られることもあるとは衝撃的です。

  • まゆはなんでわれないの

  • 満足感やばい。写真が綺麗で蛾の可愛さが全力で伝わってくる!
    メインで紹介されているのはヤママユ、ウスタビガ、イラガ。それぞれ繭の作り方も出てき方も違って面白い。最高!

  • 表紙:まゆをつくるウスタビガのよう虫
    装丁・デザイン/f-minor book design & typography, &c.

  • ミツバチは八の字を描くようにダンスをするけど、ウスバカゲロウはまゆになるときに八の字を描くように糸を出す。初めて聞いて面白かった。
    *図書館で借りた本(過去に借りたことあり)

  • 図書館本。長女選定本。その昔、カイコを育てたことがあったなー。

  • 3歳3ヶ月

    アリとくらすむしと同じ写真絵本シリーズ。
    峨や鉢などの幼虫やマユがたくさん登場するので
    苦手な親御さんも多いかもしれないんだけど
    まゆの形が緻密でとっても美しい。

    まゆに入ったら安心かと思いきや
    卵を生みつけられて食い散らかされたり
    鳥に襲われたり結構シビアな生存競争にも触れていて
    そこも含めて良い本だなと思う。

  • いろいろなまゆがあって面白いです。

全16件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

自然写真家。
愛媛大学農学部環境保全学科応用昆虫学研究室で鳥を研究。教育映画の演出助手などを経て、フリーの昆虫写真家として独立。昆虫の多様で不思議な生態や形態を掘り下げ、独自の視点から撮影を続けるほか、様々な動植物にも目を向け、生き物たちのつながりも観察、撮影する。宮崎県三股町在住。
著書に、『むしこぶ見つけた』(ポプラ社)、『生まれたよ!カメムシ』(岩崎書店)『虫たちのふしぎ』福音館書店、『虫のしわざ観察ガイド』(文一総合出版)、『はじめて見たよ!セミのなぞ』『虫のしわざ探偵団』『虫のしわざ図鑑』以上3点(少年写真新聞社)ほか。

「2022年 『野鳥のレストラン』 で使われていた紹介文から引用しています。」

新開孝の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×