- Amazon.co.jp ・本 (280ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591118139
感想・レビュー・書評
-
日経の連載から大好きで読んでいました。道尾さんの笑いと泣きのツボは私よりずっとたくさんあって、ありふれた日常がドラマになってゆきます。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
道尾さんの小説は何冊か読んでるので、初エッセイということだし ここは読んでおかないと!ね
学生の頃に書いた絵本や戯曲など 才能がある人は違うんだなぁと感動したり。
書くのが本当に好きなんだということがよくわかった。 -
道尾さんって、自分の職業や作品に対して自信や誇りを強く持って仕事をしてるんだなー、ということが伝わってくるエッセイ集でした。
そういう仕事に対する姿勢ってとても素敵だと思います。
学生時代に描いた絵本と戯曲の台本が収録されており、その作風がなんだか新鮮な気がしました。
戯曲の方は実際舞台でやったら、かなり不気味な雰囲気になるんじゃないかと思います。猫が怖い。
『月の恋人』などの作品の元になった出来事もいくつか紹介されていて楽しめました。 -
2010年7月5日(月)読了。
2010−54。 -
作家になるまでの道程から、昔好きだった女の子との話まで…。一篇一篇に驚きが詰まった、新感覚のエッセイ54篇に加え、17歳のときに初めて描いた絵本『緑色のうさぎの話』。19歳のときに初めて文字で綴った戯曲『誰かが出て行く』も特別に収録。
-
エッセイ集。
ホントに普通の人だなぁと・・・サラリーマン生活もしていたということで、なおさら親近感がわいた。
17歳のときに描いた緑色のうさぎの絵本が印象的で、やっぱり、才能は普通じゃなかった。 -
道尾秀介のエッセイ集。
何気ない日常が道尾節で語られるだけで違った見方が出てくるのが面白い。
小説で使われたネタの元ネタの話や昔書いた絵本・戯曲などなど盛りだくさん。
道尾秀介を形作ったものたちを知れて楽しく読めた。 -
今、乗りに乗ってる旬な作家、道尾さんの初エッセイ集。
『月の恋人』にも出てくるアメンボ、線香花火のエピソード、17歳のときに描いた絵本、初めて文字で綴った戯曲などバラエティにも富んで興味深く楽しく読めました。
何気ない日常のスケッチが道尾目線にかかると新鮮な風景に変身する。
自分の書く小説が大好きだと言う道尾さんにとって小説家というのは天職なんだと思いました。
とても簡潔で読みやすい文章もよかったですね。 -
2010/06/19読了。