終わらない怪談 赤い本  (ポプラポケット文庫 児童文学・上級?)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 205
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591119648

作品紹介・あらすじ

新居の屋根裏で、『赤い本』という怪談を見つけたわたし。本を読み進むうちに、自分のまわりでも同じような恐怖が起こり始める…。やみつき必須の怪談短編集。小学校上級〜。

感想・レビュー・書評

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  • 小学生のときすごく怖い思いをしながら読んだのを覚えている。中でも特に『おにごっこ』が怖かった。
    今までは"黒い本"と"赤い本"のそれぞれが少し関係してるーという認識だったけど、今読むとこの2冊は無限ループしてるんだと気が付いた。

    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    新居の屋根裏で、『赤い本』という怪談を見つけたわたし。本を読み進むうちに、自分のまわりでも同じような恐怖が起こり始める…。やみつき必須の怪談短編集。

  • ・この本には、主人公のストーリーがあります。少女が赤い本を手にして、赤い本を読み進めていくと、少女の周りでも赤い本と同じような恐怖が起こります。

  • 怖いです。夜に一人で読むなら…、無理!ちょー怖いです。女の子良く読む勇気があったな~とおもった。

  • これ小野不由美さんの怪談話と同時に読んだんだけど、自分がどうして怪談が好きなのか、あらためて気づかされた。よくできた怪談って、話の筋立てがちゃんとしてて、オチが間違いない。それに加えて怖さという娯楽を十分に提供できる上手い書き手による怪談だったら、そりゃ面白いよな、とつくづく思った。

  • 4-2
    おにごっこ 13分

  • 怪談は好きではないので低い評価ですが、怪談好きな人には面白いと思います。
    嫌いな私が白い本を読もうかどうしようか迷うくらいなので。

    黒い本と続けて斜め読みしたので、余計になんだかわからなくなった。
    これから読む方は二冊じっくり読むことをおすすめします。

  • 小学生高学年に人気(らしい)
    怖い話
    シリーズ1巻め

    けっこうこわい〜

    屋根裏で見つけた本と
    現実が微妙にリンクしてるのがこわい

    ひとりで部屋でこわい本読むってけっこうハードル高いような‥

  • 本の中と話がおんなじなんて!?

  • 子どもたちに「怖い本が読みたい」と言われることがよくあります。緑川聖司さんのこのシリーズ本は、どれもはずれがない。1ページ読み始めると止まらなくなってしまうのです。本を読むことの想像力をおおいに引き出してくれる本です。

  • 引っ越した家の屋根裏にあった『赤い本』。怪談話が入っているその本を読み始めると、中身は自分とそっくりの話から始まった。そうして本を読み進める内に周りで不思議な出来事が起こり始め、本の話が現実と重なっていく…

    入れ子構造になっている怪談本。中に入っている怪談も怖い、それがどんどん現実とリンクしていく…(実際はそれもまぁ物語なんですが)。その構造がより怖さを増していて、子どもには面白いかな?

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著者プロフィール

緑川聖司(みどりかわ・せいじ)
大阪府出身。2003年『晴れた日は図書館へいこう』(小峰書店)で第1回日本児童文学者協会長編児童文学新人賞の佳作となりデビュー。主な作品に「本の怪談」シリーズ、「怪談収集家 山岸良介」シリーズ(ともにポプラ社)、「七不思議神社」シリーズ(あかね書房)などがある。『世にも奇妙な物語』(集英社みらい文庫)、『炎炎ノ消防隊』(講談社青い鳥文庫)など、ドラマや漫画のノベライズも手がけている。

「2023年 『意味がわかるとゾッとする  怖い博物館』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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