(P[む]1-4)カフェかもめ亭 (ポプラ文庫ピュアフル)

著者 :
  • ポプラ社
3.67
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本棚登録 : 1482
感想 : 134
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591122365

感想・レビュー・書評

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  • ネットでほっこりする小説を探していたら、この本がオススメされていたので図書館で借りてきて読みました。文面は基本的に、カフェに来たお客さんの語り口調で進んでいきます。短編小説で、どの話もファンタジー寄りの奇跡のお話が多いです。
    今の私は死なないミステリーとか、そういうのを読みたかったので、ちょっと今回は気持ち的に私には合いませんでした。話の内容も死にそうな人とか、病弱な知り合いのお話とか、カフェでほのぼのしているかと思いきや、死に関するお話ばかりで期待したものとは違いました。最後の中篇も、壮絶な人生のお話で、話の最後もメリーバッドエンドという感じでした。銀の鏡も、ホラーで後味悪かった。気持ち的には☆2.5です。

  • sg

  • いい話が多かったけど
    なかなか読み進めなかった!
    1人称で話が進むのでなんか微妙な時があったからかな?

  • ちょっとほんわりした感じの話でした。

    海辺に立つカフェは現在は三代目の若い女マスターが継いでいる。
    マスターの曽祖父の代から続く落ち着いた雰囲気が売りのお店。
    そこには近所の人がかわるがわる訪ねてきていろいろな話をしていく。

    この本はそんな常連さんや一回だけのお客さんやら、その人たちの話がメイン。時にはマスターが主人公の話があります。
    話の中には、魔法使いが出てきたり、人魚が出てきたり、吸血鬼が出てきたりして、かなりファンタジーっぽかったり。

    なので、個人的には「文芸小説」というよりも「ラノベ」に近い感じだなあ……と思いました。
    決して悪い意味ではなく、ほっこりしたあったかい読みやすい話、という意味で「ラノベ」。

    とても読みやすいのであったかくなれる読みやすい本をお探しの方には、是非オススメします。

  • 序盤から?の連続で不思議すぎるお話の連続。世界観が素敵で、カフェの雰囲気とマッチしているけどそこどまり。
    残念だけど挫折してしまいそう。

  • have a break, have a fantasy in a day. maybe, girls like it.

  • 「ねこしまさんのお話」が好き。
    私の知らないあたたかい奇蹟がこの世界にたくさんあるのかもしれないと思うと、なんだか嬉しくなる。

  • コンビニ堂がとても好きなので、読んだけれど、書きっぷりが自分には少し苦手なパターン。ねこしまさんのお話はとてもよかったわ。

  •   私にはいまいちかな。

  • とある港町にあるカフェ。
    そこへ訪れる常連客が、自身が体験した話を語っていく、という形式でつづられる短編集。
    それぞれの客の視点から語られる、少し不思議な物語。

    妙に童話テイストだ・・・と思っていたら、一昔前に出版された(高学年向けの)児童文学というジャンルらしい。
    納得。

    同じ街を舞台にしている姉妹作『コンビニたそがれ堂』シリーズなるものがあるらしく、買うほどでもないけどちょっと読んでみたい、くらいの気分にはさせられた。

著者プロフィール

1963年長崎県生まれ。『ちいさいえりちゃん』で毎日童話新人賞最優秀賞、第4回椋鳩十児童文学賞を受賞。著書に『シェーラ姫の冒険』(童心社)、『コンビニたそがれ堂』『百貨の魔法』(以上、ポプラ社)、『アカネヒメ物語』『花咲家の人々』『竜宮ホテル』(以上、徳間書店)、『桜風堂ものがたり』『星をつなぐ手』『かなりや荘浪漫』(以上、PHP研究所)、げみ氏との共著に『春の旅人』『トロイメライ』(以上、立東舎)、エッセイ『心にいつも猫をかかえて』(エクスナレッジ)などがある。

「2022年 『魔女たちは眠りを守る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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