(P[さ]3-2)封じられた街(下) (ポプラ文庫ピュアフル さ 3-2)

著者 :
  • ポプラ社
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591125861

作品紹介・あらすじ

子どもたちの誘拐事件が解決したのもつかの間、街で火の手が上がる。狙われたのはおふみの同級生・秀平の家だった。仲間がひとり、またひとりと姿を消す中、追い詰められたおふみたちが向かった先には、想像を越えた世界が立ち現れる-。絶望的な状況下でも失われることのない人の絆と希望の光を描き出した長編エンタテイメント、ここに完結。

感想・レビュー・書評

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  • 上下巻ともに読み終わりました。
    なんだか最後は駆け足で話が進んでいった感じがしました。

  • 作品テーマ的にはそれは必然ではあるんだけど、作品全体を覆う陰鬱な雰囲気にはじめはなじめなかった。それでも立ち向かう子供たちの姿に後押しされて、どんどん引き込まれていき、気がつけば一気に読んでしまっていた。
    キーキャラクターでもある犬のゴンですが、設定上ボストンテリアなんだけど、読んでいるときのイメージは秋田犬でした。あと、最後の「私はいかにして・・・」は蛇足だと思います。

  • 最後のあとがきを読んだら…

    もののべ様の正体が徐々にあかされていく下巻。ちょっとあっけない展開ではあったかなぁ…。前半のうすら寒い怖さはなかったです。

    それよりもあとがきを読んでゾッとしました…
    まさかの実話!?この街はどこにあるのでしょうか…。

  • 前半は子供たちが疾走して面白いのですが、後半に無理矢理な親子愛が入ってきて微妙になりました。
    ホラーとしても力が弱く、色々な要素を入れようとして却ってグダグダになった印象です。
    あと、文体が子供視点で書かれているので、人によってはかなり読みにくいかもしれません。

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著者プロフィール

沢村鐵
一九七〇年、岩手県釜石市生まれ。二〇〇〇年 『雨の鎮魂歌(レクイエム)』でデビュー。著書に「警視庁墨田署刑事課特命担当・一柳美結」シリーズ、「クラン」シリーズ(以上、中公文庫)と、その番外編『ゲームマスター 国立署刑事課 晴山旭・悪夢の夏』、「極夜」シリーズ(以上、祥伝社文庫)のほか、『あの世とこの世を季節は巡る』、『はざまにある部屋』(以上、潮文庫)、『謎掛鬼 警視庁捜査一課・小野瀬遥の黄昏事件簿』 (双葉文庫) などがある。
ウェブサイト〈沢村鐵のフィラメント〉http://www.t-sawamura.net/

「2023年 『世界警察4 悠久のフロスティグレイ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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