- Amazon.co.jp ・本 (126ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591130001
作品紹介・あらすじ
イギリスを繁栄にみちびいたエリザベス女王は、自分の幸せよりも、国民の幸せを一番に考えました。そして生涯、だれとも結婚することなく、その一生を国と国民のためにささげたのです。
感想・レビュー・書評
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王の指輪を見てください。これは、私がイギリスと結婚した証です。
かっけぇ⟡.·詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「イングランドを繁栄に導いたエリザベス1世は、自分の幸せよりも国民の幸せを一番に考え、誰とも結婚せずに、その一生を国のためにささげました。」
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監修の石井美樹子さんはヨーロッパ王室の女性たちをたくさん描かれています。
私が読んだのは『イギリス王室千年史』『図説エリザベス一世』『王妃エレアノールー十二世紀ルネッサンスの華』です。
石井美樹子さんは30歳ごろ一人娘とともに渡英(シングルマザー?)ケンブリッジ大学で学んでいます。
彼女が研究してきた女性たちの影響を受けているのかなあと思う。
エリザベス一世が、ほかのヨーロッパ王室の女性たちと大きく違うのは、結婚しなかったことです。
ほとんど彼女たちの価値はたくさん子どもを産むかにかかっていると思います。
エリザベス一世は結婚しないから自分の子どももいない。
そして自分の暗殺を企てたメアリー・スチュアートを処刑。
しかし自分と同じ血が流れているからということで、そのメアリー・スチュアートの息子ジェームズ一世を跡継ぎに指名するのです。
なんてクール!
もしエリザベス一世に実子がいたら?
彼女ならうまくやっていたかもしれません。
しかし歴史上、実の子が生まれたばかりにおかしくなった例は
本当にたくさんあります。
これでよかったのだと私は思います。