- Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591136980
作品紹介・あらすじ
どうぞ、本棚から落ちている本があっても、拾わないでください。それは――呪われた本……。
ぼくは昔の記憶をたどるため、今は空き家となっている古い洋館に行く。そして、隠し部屋を発見して入ってみると、中は本で埋め尽くされていた。床に落ちていた1冊の本を読み始めたぼく。と、突然そこに山岸と名のる青年が現れ、呪われた本の話をはじめた………。
大人気「本の怪談」シリーズのさらにこわ~い番外編が登場!
感想・レビュー・書評
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(2014-12-26)
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5-2 万引き 怖く読めばかなり怖い
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本の怪談番外編。
今まで200~23ページ程度だったけれど、今回は263ページと今までで一番ページ数がある。
話が少し長めなせいか読み応えがあった。
(読んだとき眠くて単に睡魔と闘いながらだったからというのもあるのかもだが。)
いないないばあが怖い主人公が、それを克服し、最後には自ら赤ちゃんにやってあげられるようになるという結末は今までの話よりもストーリー性があるように感じた。
いないないばあ。
確かに隠れている間や隠れたのが現れたあとはどうなっているか分らない怖さがある。
最近はやりの都市伝説の「ひとりかくれんぼ」も登場。
信じてないけれど、方法を読むだけでも怖いので怖かった。
ひとりかくれんぼは絶対にやりたくない…。
色名ではなくなったので、この方式でまだ続けてほしい。
児童書のシリーズものとしては3年程度で完結するのが追いやすいけれども。