老骨の悠々閑々

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (241ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591142141

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  •  1930年生まれ、絵画や木版画の上手な半藤一利さん、戦後阿部定さんに一度会ったそうです。上野の飲み屋で名を変えて働いていた。色気のあるあ婆さんで、一杯だけお酌をしてもらった。ニッコリ笑った顔が良かった。と。「老骨の悠々閑々」、2015.7発行、エッセイ集です。①総理大臣の数と横綱の数はある時期までほぼ同じだった。今は随分広きました。第101代岸田総理、第73代照ノ富士。②江戸時代、隅田川は東の防衛戦、当初橋は禁じられ、川越えはすべて渡し舟だった。竹屋の渡し(浅草~向島)が有名。

  • 文芸春秋社に入社し、「週刊文春」「文芸春秋」の編集長を歴任した半藤一利さんのエッセイ。本の帯には教養とユーモアのエッセイとなっているが、挿入されている彼自身が彫った版画や自作の挿絵が面白い。ちょっと肩の力を抜いて、ごろっと寝転がって読んでみたい一冊。

  • 昭和の文学・文化、風俗についてつづった、教養とユーモアのエッセイ。単行本未収録作品+秘蔵の版画集。

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著者プロフィール

半藤 一利(はんどう・かずとし):1930年生まれ。作家。東京大学文学部卒業後、文藝春秋社入社。「文藝春秋」「週刊文春」の編集長を経て専務取締役。同社を退社後、昭和史を中心とした歴史関係、夏目漱石関連の著書を多数出版。主な著書に『昭和史』(平凡社 毎日出版文化賞特別賞受賞)、『漱石先生ぞな、もし』(文春文庫新田次郎文学賞受賞)、『聖断』(PHP文庫)、『決定版 日本のいちばん長い日』(文春文庫)、『幕末史』(新潮文庫)、『それからの海舟』(ちくま文庫)等がある。2015年、菊池寛賞受賞。2021年没。

「2024年 『安吾さんの太平洋戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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