自分が変わる 靴磨きの習慣

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (218ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591155769

感想・レビュー・書評

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  • この本は、「靴磨き」によってセルフマネジメントを推奨するめずらしいタイプの自己啓発本。2~3年前にブックオフで偶然見かけて購入し、今まで積読状態にあったものをようやく読了できた。

    「靴」にはもともと関心があり、どちらかというと好きな方。ここ5年ほどで、以前よりは革靴を履く機会は少なくなったが、その分、スニーカーは大好きで定期的にメンテナンスをしながら履いている。

    そんな私だが、読んでみて、あらためて「靴みがき」の効用や重要性を再認識できた。こんなフレーズが刺激的だったからだ。
    ●「靴」ほど、自分が思っているより他人に見られているアイテムはない。
    ●「靴磨き」とは究極のセルフマネジメントだ。
    ●靴がきれいな人は、スーツや小物まで注意が行き届いていることが多い。
    ●「その人が履いている靴は、その人の人格そのものを表すものである」

    「靴みがき」をすることで、この本に書かれているように「人生が好転する」と私も思うので、実践したい。先日、早速、革靴を磨いたし、会社のロッカーにも靴磨きセットを置いておこうと思っている。

  • たくさん買うわけではないけど、革靴が好きで、一足使い込んで、キレイにしたいなと
    思って手に取った本書。

    世界一を取った靴職人から見た靴を大事にしている人の習慣と靴を大切に扱う人はどのような利益が得られるのかを教えてもらえる本。

    靴を磨くと実は自分も磨かれる。めんどくさい、手間がかかる、だからこそやることの大切さとその時間が取れる自分のマネジメント。
    靴磨きは慣れてしまえば、意外と簡単で時間をかけずに終えられる。

    そうやって靴を磨いていくことで、よりその靴の魅力が際立ち、相棒になっていく。

    自分をじっと、ずっと支えてくれる靴をもっと大事に扱おうと思わせてくれる、素敵な本でした。

  • 自分が思っていることと一致するところが多かった。持ってる靴の2倍の金額の靴、ジョンロブを買うことを決めた。

  • 靴磨き世界チャンピョンの筆者。ノウハウ本にとどまらないおもしろい本でした。

著者プロフィール

1984年、千葉県生まれ。株式会社「BOOT BLACK JAPAN」代表取締役、「Brift H(ブリフトアッシュ)」代表。2004年、丸の内の路上で靴磨きを始める。2008年には世界初のカウンタースタイルの靴磨き店「Brift H」をオープン。2017年にはロンドンで開催された第1回「世界靴磨き大会」で優勝し、世界一の靴磨き職人の称号を手に入れる。現在は靴磨きを世の中に広めるための活動を多岐にわたって行っている。著書に『靴磨きの本』(亜紀書房)、『自分が変わる 靴磨きの習慣』(ポプラ社)がある。

「2020年 『続・靴磨きの本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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