黄金のアウトプット術: インプットした情報を「お金」に変える (ポプラ新書 な 9-1)

著者 :
  • ポプラ社
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  • Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591158722

感想・レビュー・書評

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  • アウトプットに関する本、3冊目。
    日本人の大人はアウトプットが圧倒的に不足しているという指摘。
    ごもっともである。かく言う自分も、アウトプットをしてきたと自負していたものの、樺沢先生の著作を読みまだまだ足りないと感じた直後だったが、またもやパンチを喰らった感じ。

    成毛さんは、語り口調が手厳しいので読んでいて叱られている感じがする。鬱陶しい感じもするが、喝を入れてもらっていると思えばいい。今、自分に喝を入れてくれる人は周りにいないのでそれだけでもありがたいと思うべき。

    参考になったのは、文章でもリズムが大事だということ。例えば七七七五の都々逸調や五七調などは、読みやすいという。ありがとう、いい薬です、男は黙ってサッポロ生ビール、などといった記憶に残るキャッチコピーもそれぞれ五七、七七調である。なるほど、説得力がある。

    著者は、ノンフィクション本の書評サイト、HONZを主催している。HONZの書評には800字で収めるというルールがあるというが、著者曰く800字ではなく100字x8ブロックだという。以下、今後の文章作成に参考になると思いメモ。

    第一ブロック;その本の紹介
    第二ブロック;どんな人におすすめか
    第三ブロック;その本の中身の紹介、面白さはどこにあるのか
    第四ブロック;中身の別の側面の紹介
    第五ブロック;中身の引用
    第六ブロック;同じく引用、更に理解を深めてもらう
    第七ブロック;著者の紹介
    第八ブロック;ダメ押し、読みたいと思ってもらう

    もし、アフィリエイトなどをしている人であれば、このルールは本に限らずあてはあるのではないだろうか。プレゼンでアイディアを入り込むなどにも参考になる。

  • 【要約】
    ・現代はとにかくインプットし過ぎだ。
    ・アウトプットというのは、日常生活のあらゆるところでのことを言う。
    ・紹介文のスキルを上げよう。
    ・最もリターンの期待できるアウトプットは起業することである。

  • 久我山の理髪店

  • 成毛さん(マイクロソフト日本法人第2代代表取締役社長)の多様なアウトプット術が書かれている。

  • 以下、印象に残った部分。

    情報を自ら発信して、また新たな情報を得る。あなたがやらなければいけないのは、その繰り返しだ。

    インプットの時代はもう終わっている。

    これからの時代は得た知識や情報を、カタチにできる者だけが生き残っていく。

    インプット重視の教育を受けてきた世代、つまり今の30代後半より上の世代は、インプットにだけは長けた人が多い。

    SNSで何一つアピールしていいない人間は、SNSに存在していないに等しい。

    そして、SNSをアクティブに使っている私のような人間にとっては、SNSを使っていない人間は、この世界に存在していないに等しい。

    今の日本の大人は、インプット過多なのだ。アウトプットがまったく足りていない一方で、インプットばかりが過剰になっている。

    まったく運動しないのにカロリーばかりを摂取しているような状態で、これでは消化不良を起こすし、健康によくない。何事も、入れるならそれ相応に出さなくてはならない。

    インプットはもう十分に足りている。

    第1ブロック:本の印象の紹介(面白い等)、第2:その本の読者の想定、第3、第4:中身の紹介(全体感),第5、第6:中身の具体的な紹介(引用)
    第7:著者の紹介、第8:なぜこの本を取り上げたかのだめおし

    私はネットに書く文章では、漢字の割合は多くても3割になるように意識している。・・まず熟語を使わない。

    都々逸調にリズムを整えよ 7775,7575,75,57、77,57577

    タイトルだけは31文字に

    NHKのアナウンサーの読むスピードは1分に300文字。プレゼンもこれにならう。

    新しくて安い服は、高くて古い服にまさる

    早い段階で熱心に聞いてくれる人を聞き手の中に探す。あとはひたすらその人に向けてプレゼン

    TEDから学ぶべきは表現の技法。プレゼン。

    アウトプットはSNSで、インプットはテレビ(NHKなど)や書籍で

    ネタ帳を作っておく

    人を褒めるなら、アウトプット(仕事、作品、作物、人)をほめよ

  • アウトプットの重要性を説明しているもの
    書く、話す、見た目、技法に関するアウトプットの方法をまとめている
    まずは、書くことについてアウトプットをすることで自分のマネタイズ力を鍛えて行きたい

  • 本書では、書くアウトプット、話すアウトプット、アウトプットの技法が紹介されている。大局的なモノよりは、より具体的に使える物になっている。
    為になったのは、リズムを意識するということ。日本人には七五調のリズムが心地よく、これを意識して文章を書いてみたいと思った。
    こうしてレビューを書くのもアウトプットの訓練であり、これからも続けていきたい。

    アウトプットで世界が変わる。とにかく実践あるのみ。

  • インプット過多だという内容はじまる。だが本書を読んでる時点でインプットであるという指摘は面白かった。発信を意識したいと思います。

  • アウトプットが重要なのは当然で、その方法についてはイマイチだった。別にハウツー的なものを求めて読んでるわけではないが..。インプットでは10冊同時読みススメの理由として、読み手でなければ起こせない化学反応がある、と書かれておりこれは自分の経験から納得。

  • アウトプットが大事と。これを読んで、どうの方向にアウトプットするか考えさせられます。

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著者プロフィール

HONZ代表

「2022年 『39歳からのシン教養』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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