- Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591159330
作品紹介・あらすじ
東京の下町でひっそりと営業する「あずかりや」。店を訪れる客たちは、さまざまな事情を抱えて品物をあずけにくる。どんなものでも一日百円。店主の桐島はなぜこんな奇妙な
店を開いたのか? 理由は、桐島の青春時代に隠されていた--。10万部突破のベストセラー「あずかりやさん」待望の続編。
感想・レビュー・書評
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1日100円で預かってくれます
さぁ、何を預けましょうか
私なら、、、と考えながら楽しく読みました
特にオルゴールのお話が好きです
続きもあるようなので、癒し本としてストックしておきます!
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現在のあずかりやさんの桐島さんからはちょっとかけ離れた青春時代、あずかりやさんのきっかけのお話は素敵だけど、ちょっと衝撃的なところもあって複雑な気持ち。他のお話もほっこりなところと、少し哀しいところがあって…でも面白かった。
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桐島くんが学生時代のお話。
面白かったです。 -
シリーズ2作目。
1日百円でなんでも預かるあずかりやさんを舞台にした短編集。
預けられた文机が主人公の「あくりゅうのブン」の読み心地が清々しくて好きだった。 -
前作で登場した人と物のルーツを知ることができた内容。どのお話も良かった。何か懐かしい気持ちになり、今よりずっと子供だった頃のことや家族との何気ない日々を思い出す。心が満たされる感覚。ますます続きを読みたくなってしまう。
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1作目の感覚で読み始めたら、また違う雰囲気で面白く読めました。
1作目にあった"あずかりもの"の過去がわかったり、桐島くんがお店を始めたきっかけもわかったし、もう一度1作目を読み返したくなりました。
まだまだ続くシリーズ。
とても好きな世界観なので、しばらくしたらまた、あずかりやさんの世界に入りに行きたいです。 -
文章もお話の構成も本当にやさしくて、前作同様あっという間に読んじゃいました。
悲しい伏線回収も切ないエピソードもあるのに、あの時のあれはこうだったのかと少しずつ美しいパズルのピースを拾ってはめていくような感覚。
穏やかに緩やかに流れていく時間や人との関わりの優しさにじっくり浸れる世界観、大好きです。
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児童文学?
面白かったあ。
大人の本の階のところにあったけれど、
大人だけではもったいない。
中学生、高校生、いや、小学校高学年にも
読んでもらいたい。
大人ほど面白味が感じられないのかも
知れないけれど、
転校生の話とか
楽しめるんじゃないのかなあ。
真ん中のオルゴールの話。
一番よかった。
面白かったので、
最後の章を読む前に登録。
さ、読もか。 -
物の大切さについて、気づきたい時に読む本
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シリーズ2作目♬
今回は1作目と違って、あずかりやさんが出来るまでの事が書かれた、外伝というのかな?、、そんな感じのお話でした。
おなじみのオルゴールや文机がお店にやって来た経緯などとても興味深く描かれてました。
オルゴールの話はなかなかスケール大きくて、そんな歴史があったのかと驚き!なんだかいつの間にか違う小説読んでる気分になりましたwww
そして桐島くん自身の過去のお話も!
今ではどんな時も穏やかで悟った人みたいになってる桐島くんだけど、こういう青春時代もあったんだね。
そしてそんな過去があったなんて、、
本編とは違ったけど、これからシリーズ読み進めて行くには深みの増す外せない1冊かな〜と思う。
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1巻目とは違った視点でのお話。
物にも心があるんだなぁと思ってしまうような、物目線でのお話もあったり。
ひとつひとつの話がすごく深くて、ほっこりした気持ちになれる。 -
あずかりやさんシリーズは読み終わった時いつも胸がほっこりと温かくなる。あずかりやさんの2巻目。先に3巻→1巻→2巻の順に読んだ。過去に登場した人物たちが時々ひょっこり再登場したりして、あれ?もしかしてあの時のあの子?と何度も読み返したくなる。散りばめられた点と点が一本の線に繋がっていく感じ。『夢見心地』ではオルゴールの気持ちになって涙がこぼれた。
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桐島くんに青春があって、よかった。
トロイメライは、今の桐島くんを生んだきっかけの、思い出の曲なんだ。
そのオルゴールがあずけられたのも、運命だね。
トロイメライ(子どもの情景)
カノン
乙女の祈り
ノクターン
展覧会の絵
月光
出てくる曲を聴きながら、オルゴールの時はオルゴール音で聴きながら読んでみた。
なかなかよかった。
クラシックは聞いたことがあってもタイトルを知らないので、あー、この曲ってこういうタイトルなんだー、と発見もあって面白かった。
星の王子さまは、実は読んだことがないので、これをきっかけに手にしてみよう。
柳原先生…涙 -
気持ちがスッと楽になるような優しい話でした。トロイメライをYouTubeで聞いてみた。
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あずかりやさんの続編。あずかりやさんに置かれている文机やオルゴールなどそれぞれにも物語があった。店主がどんな学生だったも、うかがいしれて親近感が持てた。心暖まること、驚かされること、いろんな思いを感じることができる素敵な本だった。
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悩んでもがいてそれでも頑張って生きていく人達があずかりやさんに気持ちの整理をつけるためにあずけにやって来るんでしょうね
それぞれが前を向いて歩いて行こうとするのでほんわかとして癒されます -
前作から店主の桐島くんが点字本を広げ、読書している文机、そしてあのオルゴール。続編では文机とオルゴールの出自からはじまり、「あずかりや」へ来ることとなった経緯が、それぞれの目線で語られているのが面白かった。それぞれに物語があって素晴らしいと感じました。いっそう物を大切にしなければいけない気持ちになりました。
また、桐島くんの高校時代を、桐島くん目線で語られていて、ごく普通の高校生だったんだというところが、何だかとても面白かった。
この続編では、
「目が見えないのは不便だけど不幸ではない」 「自分にできることをきちんとやっていく」
という桐島くんの姿が印象的でした。 -
あずかりやさんシリーズの2作目
前作を超えてきたねぇ
というか、より深めてきたって感じかな
あずかりやを始めた直後とかオルゴールの来歴とか、何より店主の高校時代がよい
なるほど、石鹸さんがあれほど気になった理由がわかる
トロイメライがお気に入りな理由とかも
あと、失明に限らず、障害というのが不幸せなのかというテーマもあるのかな
星の王子さまを読んで見える人と見えない人がいる
前に一度読んだ事があるはずなんだけど、よくわからなかったので僕は見えない人なんだろうね
というより、よく言われるのが子供には見えるけど大人には見えないというやつかも
もう一回読み直してみようかな
まぁ、やはり見えないんだろうけどね -
桐島くんのストーリーが好きだった