- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591162156
感想・レビュー・書評
-
この本のカテゴリーを何にしようか?恋愛話はあるけど、恋愛モノとは違う。ファンタジーでもない。いぬじゅん風としか表現できない。帯にはラスト大号泣とあったけど、そうはならなかった。
詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
この手の(少女漫画やライトノベル)物語の主人公ってさ、どんくさかったり、すぐ自分を責めるし、大切な事や人に気づかないし、ちょっとイラつくよね(笑) ま、でも、あつおのお陰で変われたということだね。あと、いろんな人の人生?運命?も変えれたし、良かった良かった。
-
私は、まだ学生なのですが、毎回失敗することが多くて、この主人公の昔の菜摘さんのように、「生きていても、楽しいことが無い。死にたい。」と思う事が多くて、いつも一人で泣いていることのほうが多かったです。ですが、この小説を読んで、人は変わろうと思えば変われるということを知りました。私も、時々日記をつけています。日記は、いつも悲しい事ばかりです。しかし、自分の立場をもっと考えて、失敗を恐れない人間になれるように努力したいと思います。この本を、まだ読んでいない方は、是非読んでください。きっと、あなたのこれからが、変わります。
-
たくさんの試練が主人公を襲って、死を回避しないといけなくて、楽しんで読めた。篤生のことに最後悲しい。最後の方のページがすごくどうなるのかドキドキした。
この本すごく好き。 -
うーん
初めは、主人公がウジウジしすぎていて、感情移入できず。
篤生が現れなったら、ラストの日記のような人生だっただろうと思う。 -
文具メーカーに勤める24歳の主人公、生久田菜摘は、仕事はミスだらけ、企画書も怖い上司にダメ出しされ、自分でもダメダメ人間と思っています。もちろん彼氏もずっといません。上司に仕事を命じられ、それが終わらずにひとり会社で残業していると、火事に巻き込まれ、逃げ切れずに意識を失ってしまいます。気付くと篤生と名乗る若くて弱々しい謎の男が立っていて、「この冬、君は死ぬ」と告げます、それから毎年冬になると現れ、命に関わる試練が菜摘を襲います。あらゆることから逃げてばかりだった菜摘が、試練を乗り越え、成長していく、そして親子の愛に溢れた暖かいお話です。
-
結末が衝撃的でおもしろく、また主人公が周りの人と向き合っていく姿に感動しました> < ♡
-
運命を変えるために家族や友人と向き合う。
その度に菜摘が周囲の誤解を解いていくから
相手と向き合うのって大切だと思う。
後向きだった菜摘の気持ちが
「今が幸せ」と感じるようになるから
私まで心まで温かくなっていく。
篤生の正体や意図には本当に驚いた。
でも篤生の大切な人を想う気持ちと
自分の寿命と引き換えにした行動力に
相手を想うっていいなぁって思った。
私もちゃんと向き合えてるんだろうか。
逃げずに色んな事と向き合わないとなぁ。