- Amazon.co.jp ・本 (33ページ)
- / ISBN・EAN: 9784591163771
作品紹介・あらすじ
今日も、バイオリンひきのヘクターは、大のなかよしイヌのヒューゴといっしょに街で演奏しています。ヒューゴはヘクターのひくバイオリンが大すきで、楽しいときも、かなしいときもいつもいっしょ。
そんなある日、世界的に有名なクマのピアニストのニュースを見たヘクターは、老いぼれてしまった自分の音楽に落胆し、バイオリンをしまい手にとろうとしなくなりました。
ため息ばかりの生活を送るヘクターに代わって、イヌのヒューゴはバイオリンを手にし…。
楽しいときも、かなしいときもいつもいっしょに過ごしてきた友だちどうしの心温まる物語。
第11回 MOE絵本屋さん大賞2018 第10位受賞作『クマと森のピアノ』待望の続編!
人生において大切な何かを気づかせてくれる翻訳絵本。
感想・レビュー・書評
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世界的に有名なピアニスト「熊のブラウン」が、バイオリンを弾く「犬のヒュ-ゴ」の演奏を聴いて「動物だけの楽団を始めようと思うんだ。一緒に世界ツア-に行かないか? 何百人、いや何千人の前で、きみにバイオリンを弾いてほしい」...ヒュ-ゴは、飼主でバイオリンの持ち主のヘクタ-に、お願いするするように見上げると...「行けばいいさ。でもきっと、尻尾をまいて帰って来るにちがいない。きみは、そこまで上手くないからね!」・・・。 動物と人間の細やかな愛情を描く『クマと森のピアノ』の続編です。
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バイオリン弾きのヘクターは犬のヒューゴと仲良し。
バイオリンをやめたヘクターに変わり、ヒューゴが弾き始めると才能が開花。
音楽団デビューが決まります。
大好きな友人の活躍をお祝いしたいけど、
妬ましくもあり、ついネガティブなことを告げてしまう。
それでも遠い存在になると寂しくもあり。
身に覚えがあるだけに、なんだかヘクター
に親近感を覚えた。
絵の美しさは目を見張るものがある。
随所に使われる白のインクが躍動感を与え、
1枚の絵画としても見ていたい。
ヒューゴは喋らないけれど、感情が伝わってくる。 -
屋上でのヒューゴの姿が記憶に焼きつく
音楽と友を愛するヒューゴの姿に涙腺がゆるむ -
文章に出てくる言葉のチョイスが素敵だなと思ったら、最後に翻訳が俵万智さんだと知る。さすが。
葛藤し、妬み、相手を傷つけ、後悔する
主人公やお友達の心の揺れを、行間を読んで5才児が理解するのは難しいと思うが、あえて補足無しで読み聞かせ、あえて感想を聞かなかった。
なにか少しでも、ふわっとでも感じることがあったかな。
また読みたい。 -
「今日も、バイオリンひきのヘクターは、大のなかよしイヌのヒューゴといっしょに街で演奏しています。ヒューゴはヘクターのひくバイオリンが大すきで、楽しいときも、かなしいときもいつもいっしょ。
そんなある日、世界的に有名なクマのピアニストのニュースを見たヘクターは、老いぼれてしまった自分の音楽に落胆し、バイオリンをしまい手にとろうとしなくなりました。
ため息ばかりの生活を送るヘクターに代わって、イヌのヒューゴはバイオリンを手にし…。
楽しいときも、かなしいときもいつもいっしょに過ごしてきた友だちどうしの心温まる物語。」 -
友情、愛だわー
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K
四歳九か月 -
バイオリニスト、ヘクター、犬のヒューゴ
クマのブラウンのピアノが有名になって老人のヘクターはバイオリンをやめてしまう
代わりヒューゴが弾いてたちまち人気に
ブラウン楽団にも呼ばれて世界中を旅する
たまたまヘクターの町に来たので耐えられず見に行くと黒服に捕まってヘクターもヒューゴたちと演奏する
ラストはちょっと泣ける -
4-1 2021/12/03
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5-2 2019/12/11