花屋さんが言うことには (ポプラ文庫 や 2-9)

著者 :
  • ポプラ社
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本棚登録 : 901
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (367ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784591181492

感想・レビュー・書評

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  • お花が好きな方、興味がある方におすすめ‪✿

    花言葉とかお花にまつわるイベントなとが分かる。

    久しぶりに男性が書く女性目線の作品を読んだが、ちょっと違和感があったけど…それが何か分からぬまま。不快には思わないです。でもなんだろな?

  • 花が好きなので読んでみました!
    花に関する話がいつくかあるので
    読んでいて面白かったです!
    花屋さんに行きたくなります!

  • えー!続きが読みたかったー!
    花を買いたくなる素敵な本でした

  • 前から気になってた作品。

    やっと読むことが出来ました。

    ブラック企業に勤めていた主人公紀久子が花屋店長の李多と出会い花屋店員兼グラフィックデザイナーとして活躍していく物語。

    各章毎に花言葉があってその各章の出来事につながっている。花自体は自宅にも庭の草木、鉢植え、観葉植物などあるので身近な存在ではありますが、花言葉は全く知らなかったので、少しでも知れたので良かったです。特に向日葵は本数で違っているのは驚きでした。

    やっぱり主人公が幸せになっていく物語は読んでいて楽しいので好きです。思わず微笑んでしまいます。

  • 華やかそうに見える仕事も、裏側は大変と聞くことがあるけるど、花屋さんの仕事もそうだなぁと思う。
    実際、花屋さんの仕事はちょっぴり関わったことがあるから、そんなことを懐かしく思いながら紀久子が一歩一歩進んでいくのを、のんびり読む。…今月はなかなか“読みたい気持ち”と行動が一致しなくて、必然的にそうなってしまったのだけど、そういう私にもちょうど良い作品でした。

    花言葉は、こだわりすぎるとそれに縛られてしまって、なかなか好きな花を買えなかったり贈れなかったりしそうで(物語のワンシーンに紀久子のそういう姿もちらっと描写されている)、あまり好きじゃないのだけど、この物語の中に出てくるようにちゃんと想いと一致してていれば、それはそれでいいなとも思った。

    続きがあるような最後の一文だったので、紀久子や周りの人たちのその後が楽しみ!

  • たくさんの花の名前と花言葉が知れた
    泰山木、向日葵、菊、クリスマスローズ、ミモザ、桜、スズラン、鶏頭

    中でも、赤いカーネーションの花言葉は、母への愛、純粋な愛、そして真実の愛
    花言葉で気持ちを伝えるって素敵だと感じた章だった

  • 思わず花屋さんに行きたくなりました。
    ミモザも意識してなかったんですが、来年は買って部屋に飾りたいと思いました。

  • 続きが楽しみ

  • お花屋さんで働く主人公のお話。
    通勤の合間に、読み進めたけど楽しく読めた。
    お花に関する知識が少し増え、花屋さんに行きたくなった。

  • 主人公は君名紀久子。
    心身共に疲れ果てて勤めていた会社を辞めて、小さな花屋で働き始める。
    お客さんや従業員との触れ合い。また、日々たくさんの花と触れ合う中で癒され、心の中に仕舞い込んでいた夢にもう一度向き合おうと勇気をもらい成長していく物語かな。

    ストーリーは変わった感じではなかったけれど、ミモザの日、3月8日にはミモザでいっぱいになる店。
    重陽の節句、9月9日頃には菊がいっぱいの店。
    母の日にはカーネーション。
    そうやって、お店が花いっぱいのところを想像するのは気分も上がり私もその花屋に行ってみたくなりました。
    また、ひまわりの種類にゴッホ、モネ、ゴーギャン、マティスなんてあるとは知りませんでした。
    それぞれの画家が描いた向日葵に似せて作られたひまわりの品種だそうで、絵の作品の向日葵と似せて作られたひまわりを検索してみました。本当に良く似せて作られています。驚きました。
    いつか絵画の向日葵と花のひまわりとどちらも本物を見てみたいと思っています。
    (絵画は難しいかな~。)

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著者プロフィール

山本幸久
一九六六年、東京都生まれ。中央大学文学部卒業。編集プロダクション勤務などを経て、二〇〇三年『笑う招き猫』で第十六回小説すばる新人賞を受賞し、デビュー。ユーモア溢れる筆致と、魅力的な登場人物が読者の共感を呼び、幅広い世代から支持されている。主な著作に『ある日、アヒルバス』『店長がいっぱい』『大江戸あにまる』『花屋さんが言うことには』『人形姫』などがある。

「2023年 『あたしとママのファイトな日常』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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