月の子 13 (花とゆめCOMICS)

著者 :
  • 白泉社 (1993年1月1日発売)
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592123033

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  • ギル=ティルトの計画ではノイローゼになったアートがジミーを殺すはずだったが、アートはジミーを愛しているため自分自身を刺す。ベンジャミンはジミーの姿に戻る。セツは女性化。

    ギルは海の魔女との契約通り原発事故を起こそうとしていたが、ギルを愛するあまり発狂したリタに無理心中させられてしまう。自業自得とはいえ悲しすぎる。そしてある意味、リタの狂気が世界を救ったわけで。

    ショナとセツは原発事故を止めるためチェルノブイリへ。しかしショナが命を落とす。今わの際のショナは、女性化したセツをベンジャミンと見間違えてセツへの伝言を頼む。一番愛しているのはベンジャミンではなくセツだと伝えてほしいと。(目の前にいるのはセツ本人なのにー!泣)セツやっと両想いになれたのにショナ死亡。

    ジミーは、ベンジャミンの姿に変身することはなくなる。なぜならアートが愛しているのは美しいベンジャミンではなく、みそっかすのジミーだから。アートの愛が、人魚姫の呪いを解いたのだった。

    5年後、ジミーは成長したせいでベンジャミンの容姿に近づいているが中身はジミーのまま。アートは振付師として活躍中で、二人は一緒に暮らしている。そして産卵の時期が近づき、ショナとセツの子供(ティルト)が地球に戻ってくる大団円。

  • 清水先生らしい、男女どころかもういろいろ関係ないところは好きです。それでいて別にエロシーンは殆どないのは見事。

  • セツファンでした。<br /><br />掲載紙で最終回を読んだ時、裏切られた気がしました。

  • 清水玲子の漫画は、続きが気になってしょうがなくなる。とまらなくなる。ラスト、ハッピーエンドのようでいて実はそれが夢なんじゃないかって思わされる。でもハッピーエンドだったんだって信じたい。

  • チェルノブイリなどの時事と絡めたSF。
    アートのダンスシーンはジミーでなくても惚れそうになった><。
    清水玲子の画力が存分に生かされていた作品。

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著者プロフィール

十文字学園女子大学名誉教授。桐朋学園大学(ピアノ専攻)卒業後、NHKラジオ幼児番組「ピッポピッポボンボン」、教育テレビ「ふえは歌う」などにピアノのお姉さんとしてレギュラー出演。現在は後進の指導をはじめ、朗読ミュージカルのピアノ演奏、雑誌等での音楽あそびやリズムダンスなどを発表し好評を得ている。

「2022年 『保育のうたあそび決定版-ワクワク☆春・夏のうた-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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