3月のライオン 5 (ヤングアニマルコミックス)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 458
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (196ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592145158

感想・レビュー・書評

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  • しまっつ!「3月のライオン」読んでたらまたワインが一本消えてしまった。
    しかし…当方も家族を捨てて独りで暮らしてはやウン年。もちろんプロキシじゃなくてプロ棋士とは比較にならないお気楽デザイン稼業だけど、その寂しさにちょっとぐっとくる…かも(笑

  • ちょっと泣けた。

  • 最初は絵に抵抗があったが、一気に読める。
    将棋に立ち向かう姿勢や、家族(正確には家族ではないが)とのほんわかした時間など、気持ちが優しくなる。

  •  名人戦七番勝負が終わると次の順位戦が始まる。同じC1級の桐山零と二階堂晴信だが、順位戦の対局は組まれず、その勝負は新人戦トーナメントの舞台となる。そして学校も新しい年度へと移り変わり、桐山や川本家の次女ひなたの学校生活にも変化が訪れる。

     島田八段の地元・天童での人間将棋や勝負に対する棋士の心構えなどのエピソードを交えつつ、幸田香子と後藤九段の関係、零やひなたの学校での出来事が描かれる。香子がこれまでの印象と違い子供っぽく可愛らしいところや、ひなたの真っ直ぐさが零の呪縛を断ち切るシーンなど、とても印象的な描写が多い。

     零のエピソードと香子のエピソードは、実は表裏一体なのだろうと思う。幼少期に両親を事故で失い、両親の愛情の代わりに養父母の関心を惹かなければ生きていけないと思っていた零。そして、その影響もあり、特に父親の愛情を感じられなくなった香子は後藤に父性を求めてしまっている気がする。そんな構造がとても強調された構成に今回はなっていたように思う。

     ひなたの苦しみもあり、ひとつ乗り越えた感がある零。6巻では大暴れしてくれそうな予感がある。一方で、香子の呪縛が解かれる時は来るのか。
     あと、あかりの扉カットは妙に色っぽい。

  • 強くなるほど負けると悔しい、というのを象徴するかのような隈倉九段の壁の一蹴り、痺れました。いろいろな想い満載のこの巻、絵のうまさも冴えて、最高です。それにしても、出てくる食べ物みんな美味しそうです。

  • ひなちゃんの強さに零が救われる・・・・!
    急展開で大事なお話。
    号泣ーーー

  • 急展開がほんとうに急過ぎて、「えええ!?」とは思った。
    でも、零くんの成長の物語と思えば、そういう展開もあるか。

  • おチビちゃんとじいちゃんの掛け合い最高です。神様キタコレー(笑)
    めっちゃ暗いのに完全にとことんまで落ちていかないのはどこかでちょっとずつ救いがあるから。泣けました。

  • 単行本買って家族で読んでますが、この巻が一番胸に刺さったし、最後はボロボロ泣いてしまったーーーー。
    いじめの苦しさと、救われた気持ちと、人を守っていく決意に。
    私は「指せない将棋ファン」ですが、将棋界をこれからも面白く書いていきつつ、登場人物それぞれの人生も楽しみにしてます。

  • 頑張ろうまたいちからひとつひとつ ひとつひとつ
    脳は大喰い

  • この巻から急展開

  • イイ!すごくイイ!全巻欲しくなったなぁ。

  • いじめの話には胸が痛む、、、

  • 和菓子の回でかなりほっくり。暗~い雰囲気はだいぶやわらいだ。

  • ひなちゃん・・涙

  • 人って人に関わっていくことで成長するんですよね。
    いいマンガだ。

  • 少女まんがには類を見ない将棋青春まんが。ハチクロで、少女まんがらしい青春を描いた作者が、よりどろっと、成長を描く。
    争うことが嫌いな人は、昨今多い。戦って、何かを得た人は、知っているけれど、他者と戦うことは、他者と向き合うことであり、実は己と向き合うこと。それを突き詰めているまんがではないかと思う。
    過去、自分が何と戦い、ここにいるのか考えさせられている。

  • 零の過去と、ひなの現在のいじめについて描いた
    「てんとう虫の木」の引用した部分にむちゃくちゃ感動した。

    自分もいじめられるのではと恐れながらも、
    まっすぐに毅然と信念を貫き、
    いじめられている子に手を差し伸べたひなの言葉に
    嵐のように衝撃を受けたという零。

    クラスに適応できず、いじめに遭っていた自分は
    ひなの言葉に救われたと言う。

    ひなの真摯な心は、
    時間を超えて、しいたげられていた孤独な零の心を
    救い出したのだ。

    そんな奇跡的な瞬間が描かれている。
    メインストーリーとは外れたエピソードだが
    すばらしい話、シーンだと思う。

  • 1~5巻まで、いっきに読みました。

    ハチクロと比べるとサクサク読める感じ。
    あと、主人公がプロの棋士なのですが、
    ヒカルの碁を読んでいたせいか、
    わりと抵抗感なく読み進めていくこともできました。
    ※まぁ、将棋と碁の違いはありますが、、、

    5巻は、主人公の気持ちの変化や、
    周辺でのアクシデントがあったりして、
    徐々に話に動きが出てきます。

    こちらも楽しめましたが、6巻がすごく気になるなー。

  • ◎マンガ大賞2011(第4回)受賞作品。
    ◎第35回(2011年)講談社漫画賞一般部門受賞作品。

    2011年8月1日(月)読了。

    2011-48。

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著者プロフィール

東京都出身の漫画家。デビュー作品、 美術大学を舞台にした青春漫画『ハチミツとクローバー』が大ヒットとなり、アニメ化・映画化された。 2007年より『3月のライオン』の連載を開始。 同作はマンガ大賞や講談社漫画賞、手塚治虫文化賞などを受賞した。

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