- Amazon.co.jp ・マンガ (185ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592145424
感想・レビュー・書評
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そして最終巻。すみませんちょっと暴走しています。
うおおおおおおああああああいいいい何なのこの寸止め感はああああ!!!!!もうとにかく第九のメンバーが良い奴らで家族同然で、青木と薪さんに至ってはもう親愛とかいうレベルじゃない情愛があるのはわかったから!それをあえて友情だとか愛情だとかにしろとは言わないけれど!最終的にきちんと落ち着かせて下さい後生ですからああああ(泣叫)
青木の手紙だけで察しろと言うには今までのこの人達の境遇を見てるものとしては酷です… 絵 で 見 た い ん で す … っ !それで安心したいんです。かりそめでも一時でもいいから!!!別に決定的なBLにしろとか言ってるんじゃないんだ!そういうのをとっぱらった想いの強さっていうのでそこはいいんだ!でも最終的に青木の写真に薪さんが入って疑似家族状態が一番幸せって解釈でいいんですか!?お前らどうしたいんだあああ!!!!!(発狂)
すみません、どうしてもわかりやすい幸せを与えてあげて欲しかったんです。カラーのような空気を実際に見せて欲しかったんです。ちゃんとハッピーエンドという余韻である事には変わりないのは重々わかってはいるけれど、やっぱりはっきりとした何かが欲しかったんです。ごく個人的な我侭なのはわかっているんですが。
このシリーズ最近は1冊読む度に「薪さん!!!」「青木!!!」「うわあああ!!!」って叫ぶ事しかできなかったんですが、この巻に至ってはなんかもう終始泣きそうになりながら読み、最終的に泣きたいのか叫びたいのかよくわからないけど絵を見る度に「ぐうぅ」ってなるという変な症状に…。
秘密シリーズの感想は毎度暴走してお目苦しいこと甚だしくて申し訳ないですが…とにかく心を鷲掴みにされるすごい漫画であることに変わりはありません。でももうぶっちゃけ大黒幕の壮大さとかよりも薪さんと青木にハラハラしっぱなしでそれどころじゃなくなってしまった最終巻(苦笑)。だってやっぱり薪さんを幸せにしたい…です…例え本人が幸せなんだとしても泣き顔で終わらせないでくれ…(滂沱)。
薪・鈴木編のスピンオフが開始とのことで、シリーズが続く事は嬉しいけれど、この状態で鈴木編とか読めるんだろうか…辛い…(苦)。 -
一挙に12巻読了。
ややっ!何これ!面白い!
MRIを使って死者の脳から記憶を5年前まであぶり出す…って設定からして傑作の予感。
連続殺人鬼の脳なんか見ちゃったら 心が壊れちゃうよね。
7巻が一番よかったかな。
実際の拉致問題を彷彿とさせる内容で、ずっしり重たかったけど、薪の怒りがひしひしと伝わってきて あの巻からラストまでずーーっと盛り上がりっぱなしだった。(私が)
まぁでもあれだ。
何と言っても薪と青木の関係だよね!?皆が気になるのは!
「朝 必ずこの人が『第九』にいてさえくれたら」とか
「この人の下でずっと ずっと一緒に仕事ができたら」
……なんて青木は薪に全幅の信頼を置いているわけですが
一生のうち一度でいいからそんな上司に出会いたい。
好きとかよりもっと深い、なんていうかこう
信頼と絆で固く結ばれている「共に闘う同志」みたいな。
あと個人的には、岡部さんがいい味出してて好きです。 -
終盤までの凄まじい盛り上がりにしては畳み方は物足りない。作者の趣味に走ったのか、原作者無しの限界で伏線に正面から向き合うことから逃げたのか。
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色っぽいのが終わったかと思うと、なんともかわいい薪サン(笑)。
そしてまさかの雪子サンのラストは驚きました。絵ハガキで「こいつ誰?」って思ったのは私だけではないはずです。顔を見て思い出しましたが、結局職場結婚か。そして最後は青木の片思いで終わる…。なんちゅー話だよ(笑)。…でもこれで終わり。終わりなんだよ。番外編とか見たいなぁ。読みたいなぁ。 -
完結かと思うと寂しいような気がします。テーマがテーマなだけに、どういう収束になるのか心配だったけれど、一応ハッピーエンド(薪さんガ無事だった)で安心しました。
生々しい事件があったり、グロテスクな表現もあって、絵がキレイなだけに結構コワかったりしたのですが、ラスト2巻はキレイに終わった感じがします。
いつか現実に人の脳を見られる時代がきたら、コワイなぁ、やっぱり。 -
わたしは同性愛に抵抗がないのだが、同性愛として描いたほうが薪さんと青木の関係がより自然なのではないかと思った。
ボーイズラブという呼び方をするからいかがわしくなるのであり、『日出処の天子』のように潔く描けば嫌がる読者も振り落とせたんではないかと。
そうでないとわざわざ青木の姉家族が殺されたことや、青木が雪子と結婚せずに独身を貫く理由など、いろんな箇所に説得力が欠ける…。はっきりそうであれば至極納得いくのに。
最後に青木の脳が見ている薪さんも実際よりも妖艶だし、唇なんかもツヤツヤしていて、大統領の脳と同じように、青木にとって薪さんは性的対象として映っている気がしたけれど。そこははっきりとは述べずに、そうであるってことなのかしら。 -
薪さん愛しさにmixiにコミュまで作って、隔月刊雑誌掲載という地獄の責め苦にも等しい日々を10年も過ごしてきました。
いったい、この悲しい人はどんな結末を迎えたら「ハッピーエンド」と言えるのか、本気で私は悩んでいました。
しかも清水先生なので、ハンで押したような最後になるとは思えず。
でも、私の10年は、報われて余りある結末でした。
あえてネタバレは書きません。
読んだ人に読んだ人それぞれの捉え方ができる、
そんなすばらしい作品、すばらしい結末だったと思っています。
しかーーーーも!!!!!!
新連載は薪さんと故・鈴木さん達が第九を立ち上げた当時の話!!
また薪さんに逢える……(号泣)
青木にもいつか逢いたいですね/笑
巻末オマケまんがとか無いかな/笑