小説・夏目友人帳 (花とゆめCOMICS)

  • 白泉社
3.89
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本棚登録 : 927
感想 : 61
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592197492

感想・レビュー・書評

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  • アニメの脚本家さんが書き下ろした、小説版。
    ニャンコ先生は活字で読んでもやっぱニャンコ先生。
    短編3つ入ってて、読み応えあります。

  • 『夏目友人帳』の小説版。
    「ランプ堂奇譚」、「妖の音」、「妖の夢路」の三話構成。

    文章はとても読みやすいのだけれども、その反面読み応えがなくてさくっと読み終えてしまった。
    また、同じ場面が別の視点で書かれる手法が何度か使われていて、ちょっとうんざり。
    これはこれで楽しめるけど、使いすぎな感じがする。

    でも、原作の世界観を壊さずに『夏目友人帳』の魅力が引き出されていて、素敵でした。
    物悲しさもあるけれど、どこか人を安心させる温かさがある。
    人と妖の優しくて切ない物語。

  • 夏目友人帳の漫画、アニメを知らない方にはちんぷんかんぷんかと思います。
    小説になると説明不足が否めないところが多々あり気になったけど、それでも、夏目友人帳ファンには嬉しい内容でした。

    あ〜アニメで見たいなあ〜。
    とてもいいお話だった。ランプ堂。

  • 大好きな漫画のノベライズ。

    筆者≠漫画家。しかし筆者はアニメのシリーズ構成の脚本家ということで、作品の雰囲気や登場人物たちの性格などは崩れることなく書かれている。
    筆者がどれだけこの作品を好いていて、大切に、丁寧に書いたのかが作品とあとがきから伝わってきた。

    3篇のうち一番好きなのは「ランプ堂奇譚」。
    序盤で物語の流れは大体想像がついてしまったのだけれども、それでも筆者があとがきで大事にしたと言っている空気感が文章から伝わってきて、終盤は本家の漫画を読んでいる時と同じ切なさと感動が味わえた。

    「妖の夢路」は厳選集で読んでいたので再読。
    なので「ああこの話前にも……」と感じたのだけれど、それが「見た」のか、「読んだ」なのかが分からなかった(笑)。
    さすがアニメの脚本家。脳内で映像化しやすい、かつ違和感のない文章だった。

    文章の固さや量は、小説好きな人には物足りないくらい。けれどそこも夏目らしい雰囲気を造り出す1つの材料になっているように感じた。

  • コミック版が原作の夏目友人帳のノベライズ版。
    暖かい雰囲気がノベライズ版でも引き継がれていて読みやすかったです。
    原作版とは違ったオリジナルの3つのお話が入っています。

    一番気に入ったのは、ランプ堂のお話。
    ここに出てくるおばあちゃんのような女性、中々いないだろうなぁ…と思いつつ。
    人の縁って不思議なものだなぁと感じるお話でした。

  • 2013/01/05購入・03/16読了。

    【ランプ堂奇譚】最初の方は単調に感じましたが、中盤に入ってなるほどと思いながら一気に読めました。ランプ堂という幻想的な場所も、愛あふれるところも良かったです。

    【妖の音】吹奏楽部うきうき。女の子のもどかしさが解決してよかったです。

    【妖の夢路】おみゆらさまの優しさ。

  • 初めて読んだ彼の有名な夏目友人帳。友人帳の意味とニャンコ先生がわかった。
    妖が出てくるので妖怪小説あるいは恐怖小説かと思いきや楽しく読めました。ハラハラドキドキしながら最後にはしんみりとするものを感じられた。二話目の「妖の音」は気の長い話しだけどそうだったんだって思った。お祖母さん切ないね。

  • 漫画の雰囲気に忠実で、読んでいて違和感はなかった。
    素敵な話にあっという間に読破してしまいました。
    そんな設定あったっけ?というのもありましたが、楽しめました。

  • 3話とも、夏目らしいいい話でした。
    どの話もほんとに好きです。

    ぜひ、漫画でも読みたい!

  • 読みやすかった。絵がない分が少し残念だったが、文字だけで表現するとこうなるんだなとおもった。

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