ゼッタイドンカン

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 32
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592710462

作品紹介・あらすじ

高校時代の同級生と卒業後に数年がかりで付き合い始めたチグハグな二人の恋のお話。
「メロディ」誌上で発表した3篇も同時収録。カバー他描きおろし多数。 2012年9月刊。

感想・レビュー・書評

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  • 「ていうか女子高生が一番好きな人に『向いてる』とか言われたら…目指しちゃうのフツウでしょ!?」

    と言って調律師になった女子と、絶対的に鈍感で絶対音感を持つ男子のお話。
    第一話が高校生で、二話目が就職後数年目という、そういう時間の飛ばし方好きです。
    しかも年1回の調律の時しか会わず、かつお互い片思い引きずったままという・・・いいね!
    結婚して子供がいても苗字呼びっていうのも・・・いいね!

    ウニタ女子のうだうだっぷりと思いっきりっぷりが、癖になります。

  • 『うさぎドロップ』の宇仁田さんの恋愛モノ、になるのかな。
    高校で出会った一つのカップルのお話しです。

     ”好きになんのに いちいち時間かかるみたいで”
     ”1回好きになったモンはずーっと好きだよ”

    なんとなく納得も、、実際にこういうすれ違いもありそうです、なんて。
    ニヤニヤしながら読めました、絵柄もさらっとしていて見やすかったですね~

  • 高校時代の初恋から始まるストーリー。主役のふたりがとてもほほえましくて、良い漫画でした。

  • コミック

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  • 奏者が主人公の作品は数あれど、調律師が主人公のお話って凄く珍しい。
    ゼッタイドンカンって何の事だと思ったら絶対音感のもじりだった。
    瀧さんは愛に対して、そして彼氏は恋に関して凄く鈍感。ふふ、爆発しろ。

    鈍感な二人ながらもピアノの調律を機に結婚。まあその辺はどうでもいい。
    大事なのは最初高校生だった瀧さんが調律師になり
    結婚してやがて出産しお母さんになるその過程で
    女の子から大人の女性へと移り変わる様が見ていてとても魅力的。
    顔も体型も最初はただの女の子だったのに気が付くとあらあらまあまあって感じ(笑)
    1話で一気に2.3年時が進む事もあるので徐々に変化していくのではなく
    一気に変わっていく様を見られる、これが思いの外楽しい。

    注意としては。
    調律師という設定をないがしろにしている訳ではないですけれども
    調律師ってこういう仕事なんだ!
    っていう事を読み解く漫画ではないので調律師漫画として期待してはいけない。

  • 音楽特集②
    こちらも男の子がピアノを弾きます。
    女の子はピアノは上手くないけど、耳がよく、ピアノの調律師になります。
    そんな同級生の2人の物語です。

    こちらも連作になっていて、最後の話までに、かなりの時間が流れます。
    音楽よりは2人の恋物語がメインなお話です。

    【効能】恋愛もの、ピアノ、調律師さんが好きな方に効果があります。
    【副作用】調律師さんて、カッコいいんだな〜と思うようになります。

  • ピアノが下手なのに合唱部の伴奏をすることになった瀧歌音(かのん)。学校で練習していたら同じクラスの中森に見つかり、なぜか「俺ん家のピアノで弾いてみて!」と連れて行かれる。

    一話毎の時間が1年毎なので、二人が付き合うまではえらい気の長いカップルだなぁ、と思ってたけど、途中から結婚、妊娠、出産、育児、と駆け足な展開。
    でも家族の歴史みたいで面白かったです。
    「今家族」の人達にも、付き合うの付き合わないのな時期があったり、彼氏彼女の時代があったりしてるんだよなーとぼんやりしちゃいました。

  • ダーサンおすすめ。タイトルが秀逸、 宇仁田女子の半生。作画いつもより太い線、内容とあわさって読みやすい。

  • 中森くんってドンカンだけど、とても誠実だよね。

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著者プロフィール

1972年、三重県生まれ。名古屋市内の短大卒業後、広告制作の仕事を手がけた後、帰郷。1998年、ヤングアニマル(白泉社)掲載の「VOICE」で漫画家デビュー。『うさぎドロップ』(祥伝社)、『よっけ家族』『もぐもぐガーデン』(竹書房)、『パラパラデイズ』(小学館)、『ぽんこつ手芸部』『クレッシェンドで進め』(白泉社)など著作多数。

「2023年 『夕暮れのあなたは、少し首をかしげて 2』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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