- Amazon.co.jp ・マンガ (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592710738
作品紹介・あらすじ
「楽園」本誌&web増刊に掲載した作品5本に描きおろしを収録した作品集です。大学生も社会人も恋する時は、してる最中(さなか)はみな同じ。ひと味違うトキメキをご一緒に。
2014年9月刊。
感想・レビュー・書評
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宇仁田さんらしい、色「トリドリ」な恋模様。親友に彼女を奪われ、残ったもの同志で成り行きで付き合うことになった大学生の恋愛を描いた「こうかん法則」、大学時代ならこういうこともあり得るかと甘いような苦いような気持ちで読みました。一見ゆるふわな親友の元カノ(その後現カノになるわけだが)のハルミが何気にいいキャラ。見た目と反してサバサバしていてかわいい。アナザーサイドとして、もうひとつの(先に彼氏彼女を裏切っちゃった)カップルのストーリーも、後ろめたい気持ちを抱きながらの始まりがリアルでいい。
そして、幼稚園から40代まで、節目節目の幼なじみの2人・るうとヨシタカの付かず離れず、友達以上恋人未満な関係を描いた「道草っぷり」が大好き!これはweb連載だからか、一話一話が短いのだけど、むしろこの短さがいい。2人のそれぞれの年代でのエピソードが絶妙に凝縮されてて、互いに気になるのに距離は縮まらなくて、でもふとしたきっかけで引き合って。これもまたリアル~!90年代、00年代を思わせるヒロインのるうの髪型の変遷から時代の流れが感じられます。るうはキレイになっていって、一方のヨシタカは何だかいつでもさえなくて(笑)幼稚園時代のアホっぷりが最高です。じれったい展開かもしれないけど、道草しつつも自分の歩幅で人生を歩んできた2人の関係がすごくいいなと思えました。
ドラマチックな大きな盛り上がりはないけれど、ゆるやかな恋愛のよさを楽しめる一冊かな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
短編集。
友達と彼女を紹介しあったら彼女を取られ、腹いせみたいにフラれた者同士が付き合う話が一番良かったです。
フワフワしてるフラれた女の子が意外と的を得た発言をするのがカワイイ。
「道草っぷり」みたいな長い時間が経過する話も好きです。 -
それぞれの恋愛模様がくどくなく書かれていてよい。
男性キャラも女性キャラもみんな魅力的だけど読後、そこまでの充実感はないかなあ。 -
吉村さんが素敵だな!
大人の恋っていろいろありますね(遠い目 -
Wデートがきっかけで友達に彼女をとられた主人公、友達の元カノと最初は当てつけで付き合い始めるが、ゆっくりとだけど妙にしっくりと来て…、そして裏切った側からの視線でももう一話描かれる、「こうかん法則」。虫だけが大好きで人が苦手なタウン誌編集の主人公、好きな人の前ではうまく飲み物がのめなくなるけど、美しい同僚の吉村さんにだけは猛アタックで、心をひらき、少しずつ距離をちぢめていく「カラカラレンカ」。吉村さんのサバサバしているようで力強くカッコいいところがいいなあ、と思いつつ。「道草っぷり」は幼なじみの二人が、幼稚園、中学、高校、大学、社会人、50代ちかくまで、一足飛びに関係がかわっていくのを描いている。読んでて飛びすぎだよ!と思いつつ、独特の距離感をたのしむ。
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2014.10
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うさドロ以降がパッとしません。
青みゆく雪、も中途半端だったし。。。
絵は好きなのになぁ。
でも恋愛に発展しにくい絵かなぁと思ったりして。
どんな絵だよ(笑)スミマセン。。。