- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592763123
作品紹介・あらすじ
マグロのおすしがお店に買い物にやってきた!
タマゴ、エビとたくさんあるすしネタから、何に変身するのかな?
身近なものを、本物そっくりの何かに見立てる「みたて」の世界で、楽しいストーリーを作り上げる田中達也の絵本第2弾!
アイスクリームにホットドッグ、ケーキや肉まんが、とってもリアルな仮想の街で愉快なお買い物を楽しみます。
すみずみまで楽しい写真絵本。
2022年10月刊
感想・レビュー・書評
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しゅうまいと餃子のサウナ!最高!
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いつもの図書館の新刊コーナーにあった、ミニチュア写真家・見立て作家の田中達也さんの絵本、第二弾とのことですが、前作を未読のため、初めて読んだときの、その斬新さにはとても驚きました。
タイトルを見て、「いったい、どういうこと?」と思わせる、好奇心を刺激される要素には、まさに子どもがふと頭に描く、「こんなことがあったらいいのにな」といった、願いを具現化したような、夢のある構想が素晴らしい上に、それぞれのものたちと買うものとが、うまい具合に意味付けされている面白さも、よく考えられていて、その独特な箱庭の世界観を、更に魅力的なものにしています。
また、その箱庭的な面白さとして、それぞれの店のオブジェクトも、共通性のあるテーマで統一感を出している点が挙げられ、例えば、アイスが帽子を買いに来た店は、ウエハースをレジカウンター、チョコレートを棚にしていて、鉛筆がカットに来た店は、文房具で統一した中でも、椅子を消しゴムに、その肘掛けと土台をダブルクリップにしていて、ダブルクリップは更にちりとりにもなるといった、その使い勝手の良さが印象的。
いくつかあるシチュエーションで、特に私が好きだったのは、ソーセージが車を買いに来たシーンで、ちゃんと辻褄は合っているけれど、これはある意味切ないなと感じられた分、その後の彼女とのドライブが、また格別なものに思われて、ここも関連性のあるもので、太陽や道路などが作られているのが面白いです。
そして更に、これら全てのシチュエーションを通して、一つのストーリーが密かに進行していた、その遊び心も素晴らしく、それは見返しの、ご飯粒に釣られる犬の場面から既に始まっていた、犬の大冒険と、おそらく飼い主なのかな? 諦めずに、ひたすら犬を探し続ける、おじいさんの微笑ましい追跡行も見所ですよ。 -
とにかく最高!!!
今までは田中さんご本人は登場しても1回だったが、このお寿司シリーズでは2度ずつご登場のようだ。 -
お寿司が洋服(ネタ)を買いに行く!
なんて面白いんだ!とびっくりなミニチュア世界の絵本。
息子は、洋服やさんの壁にかかっているイクラのネックレス(たぶん)がいいと言っていた。
たしかにイクラがきらきらして素敵なアクセサリー!!
私はお寿司、鉛筆、ソーセージのページが好きですが、どのページも可愛い!
どこかで見たような?と思ったら、青山美智子さんの本の表紙のミニチュア作品の方だった! -
あーっとかたづけでハマって、こちらも。子供とも接する仕事なので職場で買ってもらった。
可愛い!とにかく可愛い!
お寿司も、アイスも、鉛筆、シウマイ。どれも可愛い!
想像力、創造力すごいなぁ。 -
ハンガ-にぶら下げられた「お寿司のネタ」のお店、コーンに被せるソフトクリ-ムのお店、鉛筆の頭をカットする理髪店、シュウマイやギョウザを蒸すサウナのお店、苺をデコレ-ションするケーキ屋さんなど、斬新なアイデアと工夫が凝らされた、見る者の意表を突いた写真絵本です。
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なかなか斬新な絵本!
たっなしいW(`0`)Wです! -
すごいかわいいです。
こどもと一緒に「どれにしようか?」と選んだりおいしそう!と一緒に食べるまねをしたりと楽しめる絵本です。