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- Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592831389
作品紹介・あらすじ
湊屋の主、清五郎との仲をにおわす芸者、葛葉が、季節外れの萱草のかんざしを借りにやってきた。お庸は不機嫌になりながらも職人のつてをたどるのだが・・・。お庸が切ない思いに気づくシリーズ最新刊!
2016年9月刊。
感想・レビュー・書評
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清五郎に ほの字お庸。
毎度、読むが、このお庸のぶっきらぼうのべらんめい言葉は、関西出身者には、調子が狂う。
5編からなるが、どれもこれも、短くて、すぐに読めてしまう。
今回は、「秋時雨の矢立」で、松之助の行方不明の父修蔵が見つかり、親子の間の言葉に窮していたら、手紙にすればよいと、、、、
今年の「一筆啓上賞」で、大賞の1篇に、小学生2年の男の子が、『ママへ』 「ごめん」って言えなくて ぼくの口があかないんだ 口に力が入って。手に力を入れて書くよ。ごめん
が、選ばれていた。
そんな気持ちが、分かるような本の内容であった。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
第三弾
短編五話、清五郎に係りを持つ艶っぽい女の出現に、女を
手代の松之助の過去に係る件に巻き込まれ、なき姉のことが
気風の良さから大名からも借りられる身に
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