- Amazon.co.jp ・本 (223ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592877042
作品紹介・あらすじ
幼い頃は仲がよかった秋星と義弟の幸政。ほんの弾みで体を重ねてしまってから、お互いに避け合っていた。だが秋星に見合い話が舞い込み、大学を卒業した幸政は地元へ戻ってくることになり…!? 2013年4月刊。
感想・レビュー・書評
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初作家さんでした。文章がつるっとしてて、つるつる読んじゃって、話が入ってこなかっ…(笑)
こういうのって何でしょう、相性なのかな。そのせいで心情変化がよく解りませんでした。弟が唐突に告白したなーていう。それまで捻くれてたのに。あと兄が意外でした。特に誰とも付き合わずにいるのかと思ったらその場限りの付き合いとか普通にしてて、それを「大人になれば解る」とか言ってて意外。絵の先入観のせいかも。弟の方も執着してるかと思えば他の女の人と試してるし、なんだか、割と一般常識的な話というか、現実的というか、あ、淡々としてるのかな。さらっとした話でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
名家の血のつながらない兄弟の話。
幼い頃に両親を亡くした秋星は父の友人に引き取られる。両親はよくしてくれたが、名家であったため長である祖母からはきつく当たられた。
弟・幸政が生まれ、可愛がると同時に幸政も祖母から秋星を守ってくれた。仲の良い兄弟だったが、進学で家を出た秋星のマンションで男の恋人といるところを幸政に見られてから関係が悪化。
そんなこんなしてる中、祖母が秋星に見合いと同時に地元に帰ってこいと命令。祖母の命令に逆らえない秋星は地元に戻り・・・
繊細な兄に恋する強引な弟。という構図。
まー、そこそこ・・・・。 -
とっても雰囲気のあるお話でしたが、残念ながら好みではありませんでした。
特に兄。もっと自分を持って前に進んでほしいと感じ、もどかしかったですね。