ビリーの森ジョディの樹 第2巻 (白泉社文庫 み 2-18)

著者 :
  • 白泉社
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (244ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592882251

感想・レビュー・書評

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  • 2巻を読み終えました。
    ようやくはっきりストーリーがわかりました…反省。これまでは仕上がらなかった絵柄をよみとけなかったり、三原先生独特のエピソート゚が重ね織りされているような物語の運び方について行けていなかったり、で、なんとなく中途半端な読後感でしたが、今回は本当に読めた気がします。
    私もトシを取ったのです…(涙)

    とても静かな話でした。
    ランスの悲しいエピソードには、胸を打たれました。
    また、ビリーは、スーパーナチュラルだったのですね?本物の超能力か、自分がどうかはともかく、こういうことはあると思う派です。

    番外編「ビリー」のフレディについても今回ようやく理解。ボビーになりたかったフレディ…悲しい。
    ビリーはこのまま生きていき、事件に巻き込まれて亡くなるか天寿を全うするのでしょう。
    ランスの登場で、ビリーの声はジョディに届かなくなるのでしょう。
    寂しいけれど、ハッピーエンドだと思います。

    先生がもっと生きててくだされば…とファンは思っていると思います。私もそう思い続けていましたが、最近少しだけ心境に変化がありました。先生は戻って来ないとわかったというか。
    でもこれからもファンでいます。

    はみだしっ子にははまらず、ロングアゴー、DDのシリーズ、セルフマーダーシリーズ、夢の中悪夢の中などが大好きなひねくれ者…
    一番スゴい作品だと思うのは「Die Energie 5.2☆11.8」。そして一番好きなのはルドルフ・ロッシュ。
    先生の描く静けさを、これからも大切に感じていこうと思います。




  • 著者(三原順)逝去により未完。残念。

  • 未完。
    ここまででも、ものすごいレベルの傑作。
    完結していたら、どんなものになっていただろうかと思う。

  • 涙。まだまだ読みたかった。はみだしっ子の続編を描いてほしかったなぁ。

  • 全2巻。
    絶筆。
    空白ページに涙を抑えることができない。

  • 巻末特別インタビュー:実兄・鈴木覚。

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著者プロフィール

三原順(みはら じゅん)
マンガ家。本名・鈴木順子。1952年10月7日札幌に生まれる。1973年、「別冊マーガレット」掲載の「ぼくらのお見合い」でデビュー。1975年から1981年にわたり「花とゆめ」で連載された『はみだしっ子』シリーズによって熱狂的支持層を獲得、以降もセルフマーダー・シリーズ、『X Day』、『ムーン・ライティング』シリーズ等の名作・傑作で読者に感銘を与え続ける。1995年3月20日、病気のため42歳で死去。

「2019年 『かくれちゃったのだぁれだ 新装版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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