- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592883029
感想・レビュー・書評
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これもずいぶん久しぶりに読み直してみた。萩尾節ともいえるようなテンポの良い会話と哲学的な韻のあるト書きを満喫できる。ただ、深いテーマはあまり扱いたくなくなってきているのか、むしろポップなストーリーになってきているような気がする。
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古書店で1~3巻セット売りを見つけ、久々に読んだ。やっぱり、いい。
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去年行った萩尾先生の原画展のパンフに
載っていたこの作品の紹介記事の、
「あなたのためなら 花にも 鳥にも 娘にも
この姿を変えたのに
例えば千の死体にも」(だったっけ?)
って文面がすごく気になって読んでみました。
割とヤクザっぽい内容や、同性愛とかでてきてて
どうなのかな~と今まで敬遠していたのだけれど、
手をつけてみると意外とコミカル。
それでも主人公や周りの人物たちのの
心情変化とかがちゃんと読ませる感じでした。
個人的には、品行方正な姉とはねっかえりの妹の話の、
姉さんの方が怖かった。。。 -
なんだかわからんが好きです。
パリジャン達のあれやこれ。 -
テーマが重く、暗いわりには重くない。
きちんと救いの余地が残されたストーリーで、ちゃんとコミカルで健全な場面も用意されている。
ミロンみたいな人が身近にいればなぁ…と読むたび思います。 -
全体的に詩的でキレイ。最初のほうは絵が不安定だけど
時代とはいえホモっぽい要素は要らないなあ。 -
数ある萩尾作品の中で、一番好きなのはコレ!
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小さいな頃から好きだった。レヴィは萌えの原点かもしれないですね(笑)
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この物語のラストが示すものを、“自分なりに”理解できる人が好きです。
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今までと違うタッチの萩尾さんの作品。軽く流し読みしていたのですが、読み返してみたら深い!決しておしゃれなだけではない「親子ものな作品」な気がします。メッシュはまるで捨て猫みたい。