- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784592883036
感想・レビュー・書評
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第二巻に収められた、「革命」や「千の矢」と題された章では、メッシュとミロンの身に起こったエピソードを通して、傷つきやすいメッシュの心がたどられています。
また、「モンマルトル」や「船」と題された章ではメッシュの過去が、「耳をかたむけて」と題された章ではミロンの過去が明らかにされています。『トーマの心臓』の番外編でオスカー・ライザーの幼少期をえがいた「訪問者」にも通じるような、著者が作品のなかでくり返しあつかうことになる中心的なテーマが見られます。 -
ミロンの故郷と故郷のないメッシュ
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1巻に続いてほぼ10年ぶりくらいに読み直して、なんか意味不明感が強かった。短編でほほえましい内容のものが多いのだけれど、メッシュの過去が明かされるものあたりからちょっと雲行きがあやしくなっていくのだ。
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メッシュが恋をした!って驚きました。大人になる第一歩を通例儀式として過ぎたお話が静かに大好き。パリの雰囲気がじわじわ伝わる。
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これを待っていたの<br><br>あなたが呪文をとき<br><br>---わたしを許してくれるのを------