メッシュ 2 (白泉社文庫)

著者 :
  • 白泉社
3.95
  • (22)
  • (18)
  • (23)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 194
感想 : 7
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784592883036

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 第二巻に収められた、「革命」や「千の矢」と題された章では、メッシュとミロンの身に起こったエピソードを通して、傷つきやすいメッシュの心がたどられています。

    また、「モンマルトル」や「船」と題された章ではメッシュの過去が、「耳をかたむけて」と題された章ではミロンの過去が明らかにされています。『トーマの心臓』の番外編でオスカー・ライザーの幼少期をえがいた「訪問者」にも通じるような、著者が作品のなかでくり返しあつかうことになる中心的なテーマが見られます。

  • ミロンの故郷と故郷のないメッシュ

  • 1巻に続いてほぼ10年ぶりくらいに読み直して、なんか意味不明感が強かった。短編でほほえましい内容のものが多いのだけれど、メッシュの過去が明かされるものあたりからちょっと雲行きがあやしくなっていくのだ。

  • メッシュが恋をした!って驚きました。大人になる第一歩を通例儀式として過ぎたお話が静かに大好き。パリの雰囲気がじわじわ伝わる。

  • これを待っていたの<br><br>あなたが呪文をとき<br><br>---わたしを許してくれるのを------

全7件中 1 - 7件を表示

著者プロフィール

漫画家。1976年『ポーの一族』『11人いる!』で小学館漫画賞、2006年『バルバラ異界』で日本SF大賞、2012年に少女漫画家として初の紫綬褒章、2017年朝日賞など受賞歴多数。

「2022年 『百億の昼と千億の夜 完全版』 で使われていた紹介文から引用しています。」

萩尾望都の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×