おつきさまのパンケーキ (ほるぷ創作絵本)

著者 : 真珠まりこ

• ほるぷ出版 (2021年8月10日発売)

作品紹介・あらすじ

おつきさまをながめていたら、あれれ？　とろとろ、とろーり。月がたれてきたよ。それをフラインパンに入れて、バターもいれて、ジュージュージュージュー。ひっくり返してまたジュージュー。なんとおつきさまのパンケーキができちゃった。空からたれてくるおつきさままで美味しそうな、ふしぎな食べ物絵本。

感想・レビュー・書評

[cinejazz0906さんの感想 · 2024年4月26日]

〝まんまるお月さま...美味しそう､食べたいな...｡愛くるしい子狸がお月さまを眺めています｡とろ...とろとろ...｢わあ!｣...とろ―り...｢あれれ?｣...月が溶けて垂れてきた!･･･〟慌てた小狸､フラインパンに月の雫を受けて､バターを入れて､ジューュージュージュー。ひっくり返して､ジュージュー。なんと｢お月さまのパンケーキ｣の出来上がり! 夜空のお月さまからのプレゼント･･･想像力が膨らむ､不思議な食べ物の絵本です。

[ころさんの感想 · 2022年8月7日]

おつきさまたべちゃうよ!!

「まんまる　おつきさま　おいしそう　たべたいなあ」
とくいしんぼうのたぬきさん。
きいろくてまあるいお月さまが、
ながめているうちにとろーりととけてきます。
あわててフライパンを持ってきて、ふんわり焼き上げ、
おつきさまのパンケーキのできあがり。

シンプルなおはなしですが、
このパンケーキがとってもおいしそう！
ほんわりあまくてバターが香るパンケーキです。

[aoiさんの感想 · 2021年11月22日]

たぬきさんがみている、おつきさま。「おいしそう、たべたいなあ」とおもっていたら、とろりととけてきて――。表紙をネットで見て読んでみた。すでに指摘されている通り、ペク・ヒナさんの『お月さんのシャーベット』と似た設定。また縦開き構造でパンケーキを作るおはなしから、わたなべちなつさんの『きょうのおやつは』を彷彿させる。正直挙げた２作品の方が好みだったこともあり、話題作にしてはイマイチだったと残念に感じた。

[たまネコ♪さんの感想 · 2021年11月11日]

まんまる満月のおつきさまが、パンケーキに⁈
ふわふわ〜とやわらかくほっこりする♪

[asさんの感想 · 2024年5月1日]

2歳8ヶ月　初めから楽しそうに一人で読んでた。
他のホットケーキ絵本より絵がかわいいしわかりやすいし美味しそう。

[maroさんの感想 · 2024年3月13日]

1歳の頃からよく読む絵本。
特にお月見の頃には何度も読み返す。
作者の真珠まりこさんは
おべんとうバスシリーズの作者でもあって
音とか絵の感じとかが
ほんまに1〜3歳児に刺さりやすいなーと思う。
大人はこの本読むとなんだかお腹が減ります(笑)

[まるちゃんさんの感想 · 2023年11月23日]

◯あらすじ
きれいなお月さまがとろとろと溶けてきて、美味しそうなホットケーキを焼くお話

◯感想
月の絵がきれい。
とろとろ、ぽったん、ジュージューという擬音もあり、読み聞かせしやすい。
話も単純で短く簡潔明瞭。
満月のきれいな日に子どもに読んであげたいと思った。

[minimichiさんの感想 · 2023年4月12日]

子どもが本屋さんでみつけて気に入り、はなしませんでした。お月さまをみると、あ、あ、と指差してうれしそうです。

[ゆめちゃんさんの感想 · 2023年4月7日]

とろ！とろとろ！一緒に楽しみました。

[book travellerさんの感想 · 2023年2月11日]

2歳初読。
おべんとうバスで有名な作者の絵本
ホットケーキをつくるおままごとに
持ってきて読んでます

著者プロフィール

絵本作家。神戸生まれ。大阪とニューヨークで絵本製作を学ぶ。1998年、初めての絵本『A Pumpkin Story』がアメリカで出版される。同書は2000年に『かぼちゃものがたり』（学習研究社）として日本でも出版された。「もったいないばあさん」のシリーズ（講談社）でけんぶち絵本の里大賞、ようちえん絵本大賞などを受賞。他の作品に『おべんとうバス』『おべんとうバスのかくれんぼ』『おでんのゆ』『おたからパン』『おせちのみんなあつまって！』（以上、ひさかたチャイルド）、『ゆめねこ』（金の星社）、『なないろどうわ』（アリス館）、『おつきさまのパンケーキ』（ほるぷ出版）などがある。

「2023年 『新装版 おはようあさごはん』 で使われていた紹介文から引用しています。」