- Amazon.co.jp ・本 (33ページ)
- / ISBN・EAN: 9784593502349
感想・レビュー・書評
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サラ&ステファン・コリン夫妻の文、絵はエロール・ル・カイン。タテ30cm,ヨコ22cmの大判本。著者の解説にもあるように、このお話は1284年6月26日(すごく具体的だ)に、ハメルンの街で実際に起こったこととして伝えられている。誰もが知っているお話しだし、ここでもことさらな改変は加えられることなく淡々と事実(?)だけが語られる。絵は、ハメルンの街の印象とは少し違うようにも思うのだが、むしろ物語の中の幻想の街として描かれたのであったのかもしれない。また、今回は構図にあれこれと工夫が凝らされているのが特徴か。
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ブリューゲルの様な群像描写が素晴らしいです。
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購入日:----/--/--
読了日:2010/09/08
立ち読み。
見開きの片方が絵で、片方がびっしり文章と、文字がちょっと多めだけれど、絵がいいな。
雰囲気合っている。
実際にあったことが元になった伝承だとは知らなかった。
ハーメルって地名だったんだ…。
その他の派生作品の影響で人の名前だと思っていた…。
ねずみを退治したのに、約束を破ったから報復を受けた話だとばっかり思っていた。
それと、山のところに扉があって、その向こうに消えたり、足の悪い子ども遅れて助かったり、その向こうで幸せに暮らすと教えられたという部分は知らなかった。
最後の「ほんとうはなにがおこったのか」を読むと、この話にもっと興味が沸くかも。 -
トラウマ本ときいて。
たしかにこえーーー。
じわじわくる怖さ。これ子どもはどんな反応するんだろ・・・