二十世紀鉄仮面 (扶桑社文庫 S 4-2)

著者 :
  • 扶桑社
3.00
  • (1)
  • (0)
  • (2)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 23
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (535ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594030797

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 『二十世紀鉄仮面』
    法水麟太郎シリーズ

    帝都に蔓延するペストは茂木根合名という組織による陰謀だった。それに気がついた法水は行動を起こす前に盟友である支倉検事、熊代捜査局長と切り離されてしまう。謎の女・種子から渡された数値表。九州に幽閉される鉄仮面の男。種子の夫との関係。茂木根を乗っ取ろうとたくらむ瀬高十八郎。ファン・ワルド号の爆破をもくろむ瀬高の陰謀。西風号に乗り込んだ瀬高の一族内の殺人。鉄仮面解放のため駆け引きを行う法水。

    『国なき人々』
    法水麟太郎シリーズ

    スペインの反乱軍の脱走。反乱軍に乗っ取られたシーベル号。シーベル号の内部で起きる殺人事件。フックス副長殺人事件。

    『悪霊』
    河に毒が流されていることに気がついた探偵小説家・久慈。上流の家に住んでいたのは元軍人の十合。十合元大将の屋敷での事件。戦犯として収監される前日に毒を飲んで死んだ元大将。発見した女中として働く登江。登江と十合の関係。十合の義妹・美沙子の関係。戦死した美沙子の夫の帰還。

    『小栗虫太郎小作品集』

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

小説家。1901年東京生まれ。本名、小栗栄次郎。1927 年、「或る検事の遺書」を、「探偵趣味」10月号に発表(織田清七名義)。1933年、「完全犯罪」を「新青年」7月号に発表。「新青年」10月号に掲載された「後光殺人事件」に法水麟太郎が初めて登場する。1934年、『黒死館殺人事件』を「新青年」4~12月号に連載。他の著書に、『オフェリヤ殺し』、『白蟻』、『二十世紀鉄仮面』、『地中海』、『爆撃鑑査写真七号』、『紅殻駱駝の秘密』、『有尾人』、『成層圏の遺書』、『女人果』、『海螺斎沿海州先占記』などがある。1946年没。

「2017年 『【「新青年」版】黒死館殺人事件』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小栗虫太郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×