- Amazon.co.jp ・本 (557ページ)
- / ISBN・EAN: 9784594035877
感想・レビュー・書評
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始末屋ジャックシリーズ第二弾。ナイトワールドサイクルの外伝としてヒーローのひとり始末屋ジャックの活躍を描く。行方不明の妻メルを探して欲しいという依頼。メルは怪しげな組織の会員で、近く総会で世界の謎を解き明かす大統一理論を発表する予定だったという。ジャックは総会に潜り込むが、そこでジャックは異界の化け物どもと対決ことに…。ナイトワールド6部作を読んだ後の渇望を潤すには始末屋ジャックの外伝を読むしかない
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いや、まぁ、正直どんな話だったか覚えてないんだけど、面白かったハズ。
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始末屋ジャック〝復活〟シリーズ第2弾。ウィルスンの集大成にして娯楽小説の傑作「ナイトワールド」で幕を閉じた光と闇の闘い〝アドヴァーサリ・サイクル〟の一環。第1弾の「神と悪魔の遺産」では、始末屋としての本来の仕事を描いてホラー色を排していたが、本作から「リボーン」で〝蘇生〟した魔人ラサロムが仮の姿で登場し、いよいよ本格的に始動するか、と期待させるのだが、物語としてはまだまだ序盤に過ぎない。
本シリーズは、〝アドヴァーサリ・サイクル〟の補完をしつつも、あくまでも始末屋ジャック・ファンに向けた外伝として構成されており、そのヒーロー像をより高めていくことがウィルスンの狙いなのだろう。ファンにとっては充分に満足のいく出来なのだが、それも一連の諸作を読んだ上でという条件が付く。
自身がSF/ホラー作家でありつつも、市井のコアなマニアを作中で茶化すウィルスンが微笑ましい。 -
ジャケ買い。
ミステリー。
テンポよく楽しく読めた。