恋愛経済学

著者 :
  • 扶桑社
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  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594063412

感想・レビュー・書評

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  • 経済評論家の勝間和代さんが恋愛について解明。
    結婚はM&Aそのもの。
    お互いに欠点を補い合う提携。

    勝間さんが解説する、恋愛を長続きさせるコツはたった3つ。

    1.演技をせず、自分に正直になること。
    2.決して相手におもねらないこと。
    3.そんなあなたを自然に受け入れてくれる人と恋愛すること。

    恋愛の目的は、相手と恋愛関係になることではなく、恋愛関係になったあとで、いかにその関係を快適に継続し人生の幸せを2人で上手に育てていくかということ。


    『夫婦が長い間うまくいく秘訣は、対等であること。そして、いつもコミュニケーションを取り合うこと』
    勝間さんがオーストラリアで出会ったとても幸せそうなご夫妻の言葉が紹介されていました。

  • 虚勢を張ってまで自慢をしてしまう男性がいる理由について、面白い切り口を知れた。

    女性にとって仕事を頑張ることは、恋愛にプラスになりにくい。

    対して、資本主義経済は、男性がモテようとする力を上手に働く力に利用した仕組みである。

  • 勝間さんは好きだけど、今回の本は何も響かなかった…
    秋元康さんとの対談を読んでずっとモヤモヤしていた心がやっと晴れた。
    個人的には、勝間さんは恋愛を語らない方が良い。

  • 心に響くフレーズ
    ① もてる秘訣はコンフィデンス(自信)
    ② 本当の恋愛は、相手を恐れないこと、自分の将来を不安に思わないこと、素のままの自分を正直に表すことができること、そのことによって自分の人格を傷つけられる恐れがない相手と一緒に過ごすことです。

  • 恋愛を経済学の観点から紐解く。
    女性の立場での恋愛など、男性が良かれと思いがちな行動が
    時としてマイナスに作用する可能性への言及。

  • 結婚はM&Aそのもの…笑

  • 勝間さんが恋愛について書くとこうなる、という例です。
    最初期待していたより面白かったです。

    勝間さんがこういうことをここまでズバズバという人だとは思ってなかったってのもありますが、生物学的に言えば確かにそうだわなあ、と妙に納得しまう内容で読んでいて飽きさせません。

    まあ、何でもかんでも恋愛と経済を結びつけてる所は、さすがにちょっとこじつけすぎでは?ってところもありますが、男ってこういうもの、女ってこういうもの、って言うのを理解できると、今後の人生に活かしていけるのではないでしょうか。

    一番大事なのはコミュニケーション!
    演技をせず、自分に正直になること、相手におもねらないこと、お互いが対等であること、こういったことが死ぬまでストレスを感じず一緒に過ごしていく為に大事なこと、その通りだと思います。

  • 面白かった。

  • 勝間さんらしい一冊でした。恋愛下手、でも勉強はいつも一番。そんな、勝間さんの切ない感じが可愛いですw秋元さんはオリーブにコラムを書いてた頃から、「この人(この見た目で...失礼)恋愛の教祖だな」と思ってましたが、脱帽です。最後の対談部分で、恋愛が下手な人(勝間さん)と、上手な人(秋元さん)の根本的な違いが浮き彫りになります。「要は、フェロモンなんだよ」(by秋元さん)モテるってそういうことなんだろうなあと、確かに思います。

  • あ、勝間さんらしい。。。wっていうのが、第一印象。
    勝間さんにかかると感情で流されていく恋愛も経済学になってしまう。でも、それが無理矢理じゃなくて、スムーズ。
    男性の性質も、女性の性質も、結婚・子育てに関わる問題も、納得。
    勝間さんがエロパワーこそ、経済発展の鍵。と、言い切るのは、それが本来、人間が持っている生きる力であるから。それも納得。
    最後に、「本当の恋愛は、相手を恐れないこと、自分の将来を不安に思わないこと、素のままの自分を正直に表すことができること、そのことによって自分の人格を傷つけられる恐れがない相手と一緒にすごすこと」とあった結論は、常に恋愛下手な私も思っていること。そこにつきますよねー!勝間さん!と、思いつつ、自分の過去の恋愛に、アチャー(^_^;)と思うわけですが(笑)
    私は面白い本だと思います。

  • 私はおもしろかった。この人の言い切る感じは。胸にシリコン入れさえすればいいのかな~と単純に信じてしまいました。それにお金はやっぱり大事だとおも思います。それと恋愛が関係あるのかどうかは人それぞれ価値観ちがうからな~私は違うんじゃないかな~と思いますが。

  • あのカツマーで有名な勝間和代さんが恋愛と経済を切り口にした書籍を書いていたので、興味本位で読んでみた。

    一般的な恋愛系の書籍とは異なり、勝間さんらしい切り口で恋愛や
    夫婦生活について切り込んでいく内容だった。

    経済学と題してあるが、主に「トレードオフ(サンクコスト)」と「効用関数」の考えを恋愛に当てはめて考えてみたといったところだろうか。
    恋愛はマーケティングに似ている的なよくある考えはここにはない。まあ、マーケティングは経済学ではないので妥当か。

    まあ、内容も平易でそれなりにささっと楽しく読めるんだけど、最後の秋本康さんとの対談が、それまでの理路整然とした説明をすべて吹き飛ばしてしまう内容構成はちょっと面白かった。

    まあ、興味ある人はさっと読めるので軽く目を通してみれば?というような感じである。

    以下目次
    第1章 恋愛と経済学の深い関係
    第2章 恋愛と社会の仕組み
    第3章 恋愛と結婚制度
    第4章 セックスの経済学
    第5章 「モテ」の経済学
    第6章 幸せになるための恋愛経済学
    緊急対談 秋元康VS勝間和代

  • さすが勝間。なんとなく納得させられる(笑)

  • 標題を「金儲け恋愛学」に変えるとよいのかもしれない。
    恋愛を経済学で語るのは不可能だ。
    経済学は、等価交換を原則としようとしているが、恋愛は奉仕だから範囲外だ。
    標題にそもそも無理があるので、内容と標題の関係に文句をつけるのは筋違いだろう。

    多くの著作が、著者の意思ではなく、出版社が売れるかどうかで標題を決めている。
    勝間本が売れる理由もそのあたりにある。
    売れるための標題付けであって、内容を表す為のものではない。

    内容も、勝間支持者のためのものであって、門外漢が読む為のものではない。
    門外漢なのに、買ってしまったから内容に文句をつけている人仕方が無い。
    お金をはらったのだから文句をつける権利はある。

    買わずに文句をつけているとすれば筋違いだろう。
    勝間支持者のための本を勝間支持者じゃない人が文句をつけても意味が無い。

  • ふーん。
    うーん…。
    で?

  • ちょっとタイトル見て期待した感じとは違ってたな~

  • 完全に期待はずれ。

  • 「恋愛と結婚は別」という時代はとうに終わり、現在は「結婚と出産は別」と考える必要が出てきている。というか、その方向にどんどん進んでいるのに、社会的なシステムがついていかない状態。
    動物的感覚を封印してきた事に無理があると言うことなのかも。

  • ここまでばっさりと恋愛を統計から見るのも面白い。エロパワーが経済を動かしているとか納得できるものも多々ありました。世の中お金で動いていて、恋愛もその一環。勝間さんは恋愛のひとつに経済活動が含まれると言っていますが・・・いっていることはとてもよく分かるし、統計や話としても面白いけれど、でもやっぱり私としては、恋愛にもっとロマンスとか、落ちるもの的要素も求めたいところです。恋愛は私にとっては冷静に割り切って考えずに、感情で受け止めたい要素です。

  • 内容に期待して買ったわけではなく、娯楽として購入した。やはり内容は予想通りだったけど、勝間さんは恋愛下手なんだろうなと思った。最後に、この本をきっかけに、1人でも多くの人が伴侶を得て…とあったけど、この本の内容では幸せになれない。私は恋愛に関しては、勝間さんと同感はできません。

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著者プロフィール

東京都生まれ。経済評論家(兼公認会計士)。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。
当時最年少の19歳で会計士補の資格を取得した後、21歳で長女を出産。在学中から監査法人に勤めるが、ワーキングマザーとしての働きにくさから外資系企業に転職。以後、外資系数社を経て、経済評論家として独立。労働生産性の改善などが得意分野。
男女共同参画会議「仕事と生活の調和に関する専門調査会」専門委員。ワーキングマザーのための無料会員制ウェブサイト「ムギ畑」(http://www.mugi.com)を主宰。3女の母。
著書に『インディでいこう!』『猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?』(共著)『無理なく続けられる年収10倍アップ勉強法』『無理なく続けられる年収10倍アップ時間投資法』(以上、ディスカヴァー)、『マッキンゼー組織の進化』(ダイヤモンド社、共著)などがある。

「2007年 『ワーク・ライフ・バランス手帳2008』 で使われていた紹介文から引用しています。」

勝間和代の作品

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