人間関係は浅くていい。 (扶桑社新書)

著者 :
  • 扶桑社
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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594066208

感想・レビュー・書評

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  • 評価の平均は低いようだけど、個人的にはもっともな内容だと思う。

    嫌なのに無理つきあい、Facebookなどでつながり、他人に依存し、比較しながら生きることは実は結構なストレス。

    私もうつ病になってFacebookはやめたし、飲み会にも行かないし、出世なんて考えてないし、深い人間関係を求めず、ある意味孤独がベースとなって生きている。その中で支えてくれる家族はいるけど。

    友達といっても他人。全てをわかってくれる人は皆無。困ったときに本当助けてくれる人もわずか。本当に大切だと思う人とだけ仲良くすればいい。

  • なぜ浅くていいか?

    →よい人間関係とは必要な時に頼り、頼られる関係
    人間関係における遊びをつくる
    人間関係を深めると人は孤独になる
    孤独に振り回されるのでなく、孤独わ、認識し自在に使いこなすことがいい人間関係を築くスキル

  • 100以上の番組に名を連ねたことのあるおちまさとが、人間関係について綴った一冊。

    著者はリアルで飲み会などは一切行かず、また年賀状なども送らないらしい。
    また、オンライン上で、Twitterでは奥さん以外誰もフォローしておらず、Facebookでは友達が1人もいないらしい。

    そういう生き方を貫くにはそれなりに強靭な意志が必要だし、何より周囲に認められうだけの能力と実績が必要で、万人が真似できるわけではないし、100%共感できるわけではないけど、とても参考にはなった。

  • いわゆる「大人の付き合い」の仕方を書いた本。自分がたまにもにょっとする「女子中学生じゃないんだから…」という人間関係、うまく表現できなかったけどこの本が的確に表現してくれた。
    以下メモ三点
    ・人間関係は浅く=つかずはなれずがちょうどいい。自分を渦中におかず、客観視すること。相手の存在を認識しながらも変に入り込まず、あくまで自分が主体でいること
    ・人間関係を目的のためのアプリとしてとらえること:ここでも深入りしない。
    ・孤独力=あくまでフォーカスするのは自分自身の業であり、人間関係は共有するものであって深く立ち入るものではない

  • おちまさとさんのライフスタイル・価値観には共感する部分多し。
    (好き嫌いはあるのかも。)

  • ノマド推奨本。実務だったり必要なスキルに関しては書かれていない。間違ったことは言ってはいないと思うが、鵜呑みにするのは危険だと思う。環境が整っていることと筆者の環境の利用の仕方を浅い人間関係に例えて書かれている。

  • 普通に仕事していたら、そんなにSNSなんてやってられないし、家族もいれば、そんなに飲み歩くのもなんだか不自然しね。という当たり前のことに気づかせてもらった。

  • 「人間関係は深いほうがいい」という幻想に一石を投じようという内容。
    狙いはわかるけど、そういう風に人間関係がプレッシャーになってしまっているひとがどのくらいいるんだろうか。
    けっこう、現時点でもそれぞれがぞれぞれの人間関係、距離感のとり方でやっていけている気がする。
    あと、ちょっと論理が無理やりっぽくて、途中からちょっと気を抜きながら読んでしまった。
    根本的には、著者と「浅い」のニュアンスがちがうように思った。「人間関係は浅くていい」なんてこと、絶対に思わへんもんなあ。

  • つかずはなれずの距離感をもつこと
    相手に求めない、依存しない
    他人の目、体裁に囚われない

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著者プロフィール

1965年12月23日東京都生まれ。プロデューサー。 数多くのヒット番組やWEBサイトの企画、ファッション、企業ブランディングまでジャンルを越えて活躍。「対談の名手」として雑誌や書籍のインタビュアーを務めることが多く、またブログやツイッターが高いアクセス数を誇り情報キュレーターとしても信頼度が高い。企業・学校などでの講演活動も展開。厚生労働省イクメンプロジェクトメンバー、経済産業省「クール・ジャパン戦略推進事業・企業マッチンググランプリ」総合プロデュースも務める。

「2013年 『人の話は9割聞くな』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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