若者を殺すのは誰か? (扶桑社新書)

著者 :
  • 扶桑社
3.47
  • (14)
  • (46)
  • (44)
  • (10)
  • (4)
本棚登録 : 346
感想 : 44
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (215ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784594067052

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2/2

  • 豊かな日本。。。
    これに歪みが生じている。
    若者にその影響がもろに出ており、世代間格差が激しくなっている。
    その解消のためには、
    ・中高年のリテラシーと生産性の向上
    ・少子化対策
    ・終身雇用制や定年制の廃止
    ・新卒一括採用の脱却
    ・賃下げや解雇といった不利益変更のルール化
    などを必要とすると提言。

  • 城さんの著者は全て読んでいる。毎回基本的には変わらない主張だが、某大手企業に勤務する者としては共感できる。日本経済の競争力を復活させるには、改革が必要。

  • 30年後、運良く年収600万の正社員になれたとしても、可処分所得は200万、今でいうところのワーキングプア
    ハード‐ランディング【hardlanding】経済が急激な変化で状態を悪化させながら次の局面に移行すること。また、金融市場における為替レートや金利の激変、景気の急な失速などのこと。
    マズローの欲求階層説 昔の貴族や大名<今のニート 対案 ディベート 批判 なぜなら 反論のあとに素晴らしい提言
    アテンド【attend】付き添って世話すること。接待すること。
    ハッシー 霞が関 Twitter バイアス
    インフラストラクチャー《下部構造の意》社会的経済基盤と社会的生産基盤とを形成するものの総称。道路・港湾・河川・鉄道・通信情報施設・下水道・学校・病院・公園・公営住宅などが含まれる。インフラ。
    ゲバルト【(ドイツ)Gewalt】《力・暴力の意》主に学生運動で、暴力的手段をもってする闘争。ゲバ。
    ちょうさん‐ぼし【朝三暮四】《中国、宋の狙公(そこう)が、飼っている猿にトチの実を与えるのに、朝に三つ、暮れに四つやると言うと猿が少ないと怒ったため、朝に四つ、暮れに三つやると言うと、たいそう喜んだという「荘子」斉物論などに見える故事から》1 目先の違いに気をとられて、実際は同じであるのに気がつかないこと。また、うまい言葉や方法で人をだますこと。朝四暮三。
    エジプト平均年齢25歳 幸福な国の絶望する若者たち
    レジーム【regime】体制。制度。政治形態。政体。管理体制。政権。
    かく‐せい【隔世】時代・世代がへだたっていること。時代が違うこと。
    それなりにリテラシーがあって優秀な実務者 無鉄砲な人 日本全体が地盤沈下している今は、方向だけ決めて突っ走ることが求められているように思う 今の時代、一番よくないのは、失敗を恐れて現状にとどまることだ

  • 新成人に是非読んで頂きたい。
    数多いる論客の中でも城氏はブレないし、今のところ世の中の向かっている方向性としてはこの人の論が一番的を射ているように思われる。

    心に残ったワード。今の日本を表す言葉。「リスクを取れない社会」「総論賛成、各論反対な社会」

    あとがきが痛烈。
    「選挙権も時間もたっぷりあったのに、何も変えられなかったのだから自己責任だ。」
    未来の自分からこう言われないようしっかり行動を起こしたい。

  • バカ向けの本。
    論証ではなくアジテーション。なんの勉強にもならないスクラップ紙。

  • 主要な論旨は以下の通り。
    企業がクビをしやすくする状況になれば、雇用は流動的になり、若者の雇用は増える。
    僕は基本的にこの論理には賛成だ。
    また毒舌に似た文で、くだらないと思っていることをずばずば切っていくのは気持ちいい。

  • 色々とどうかなと思う部分はあるものの、
    ツケを先送りし、若者へ負担を押し付ける黒幕は誰か、
    という点はかなり納得。

    生産者を苦しめるのは、
    安く買い叩くメーカーやスーパーかと思えば、
    それらに圧力をかけている存在がいて、それは…
    という話と同じ構造になっている。

  • 感情論優先でよく分からなかった。(特に政治に関して)
    若者の敵は?というのも特に新鮮味のある内容ではなかった。

  • 内容はヘビーですが、新書仕立てでもあって読みやすいです。
    一面的見方ではなく「そこにはこんなウラもある」という細かな解説があって、社会福祉に興味があるけれどどこから入っていいやらという方に
    良いのではないでしょうか。

    今まであった「おじちゃんたちの論理」じゃなくて「今の現役世代」の論理になっているところが良いです。著者も略歴拝見しましたら、もう中年と言って良い世代ですもの、真剣です。

    個人的には「それはどうかな」とか「そこは納得いかんな」というところも
    ありますけれど、言ってることは大筋間違ってないでしょうし、そもそも
    この方の言ってる段階に思考が行っていない若い方が多いのでしょうから
    とにかくたくさん若い人に読んでほしいな、と思いました。

全44件中 11 - 20件を表示

城繁幸の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×